八重山毎日新聞社

　（一社）八重山青年会議所（中川和紀理事長、八重山ＪＣ）は3日午後、石垣市役所で「2023八重山のＤＸ・デジタルＥＸＰＯ」を開催した。デジタルを活用した身体機能向上フィットネス、八重山商工高校の生徒が企画するｅスポーツ大会、産業ドローン展示などがあり、多くの人が楽しんだ。

　イベントは、情報通信技術が日常に浸透する社会の中でＩＴ知識や機器、デジタル技術を知ってもらうことを目的に、八重山ＪＣまちづくり協働委員会（渡久山長利委員長）が中心となって開いた。

　市内の10事業者がブースを設置して、初心者を対象にしたプログラミング体験、教育向けのメタバース（インターネット上の仮想空間に作られた世界）、キャッシュレス決済などの紹介を行った。ｅスポーツ体験では、ぷよぷよやテトリスなどが人気を集めた。

　デジタルフィットネスの「ＫＵＮＩＮＡＫＡＳＰＯＲＴＬＡＢ」は、デジタル機器を用いて跳躍力や俊敏性を測定。子どもたちは測定を通して体の使い方や体幹の大切さを学んだ。

　来場した前津結愛さん（7）は「ぷよぷよゲームが楽しかった」とうれしそうに話した。

　渡久山委員長は「各事業者さんによって取り組むＤＸの内容も違う。見て触ってもらいＥＸＰＯをヒントに、事業のＤＸ導入につながれば」と期待した。

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