児童生徒、難問に挑戦 小学校25、中学校14チーム出場
- 2023年10月26日
- 地域・教育
小学生部門では2年生から6年生までの25チーム75人が算数の問題に取り組んだ=25日午後、市役所コミュニティルーム
14チーム42人が参加した中学生の部では、チームで手分けして課題をこなした=25日午後、市役所大会議室
石垣市内の児童生徒が算数・数学の問題解決力をチームで競う第6回石垣市算数・数学フェスティバル(主催・市教育委員会、市学力向上推進委員会)が25日、石垣市役所とサテライト会場の川平小中学校と伊原間中学校で開催された。3人一組で小学校25チーム、中学校14チームが出場、計算問題と文章問題の難問に挑戦した。
結果は27日、学校を通じて発表され、小学校の1位と中学校の1・2位のチームは11月22日から4日間の日程で東京で行われる石垣小・中学生STEAM教育体験学習事業に派遣され、高等教育機関での講話や実習などに参加する。上位3チームの表彰式は11月1日、市役所で行われる。
同フェスは学力向上事業「信泉プロジェクト」の一環。児童生徒の算数や数学に対する興味や関心、学習意欲を高めるとともに数学的な資質や学力の向上を図るために2018年度から毎年開催されている。今回は、新型コロナの影響で3年ぶりの通常開催となった。
競技は小学生45分間、中学生50分間の持ち時間で問題に取り組んだ。児童生徒らは真剣な表情で課題を次々とクリア。後半の難問にはチームメートが知恵を出し合って挑んだ。
競技を終えた大浜中学校3年の上地敦基さん(15)、豊平大智さん(同)、服部韻魚さん(14)のチームは「全て解答できたが、見直しする時間がなかった。もう少し時間があれば」と悔しそう。
白保小学校から参加した6年生の東川平鈴さん(12)、松田ひかりさん(11)、平地桜子さん(同)のチームは文章問題に苦戦。「解法を説明する問題が難しくて半分ぐらいしかできなかったけど、3人で力を合わせて計算できて楽しかった」と笑顔を見せた。
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