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月曜日の朝は今生の別れを繰り返す。土日と…

 月曜日の朝は今生の別れを繰り返す。土日と家族で楽しく過ごした夜には、必ず「あした、保育所行くの?」とたずねるわが子。「保育所でお友だちと遊ぼうね」と返しても「行きたくない」の一点張り。保育所へ送った月曜日の朝は、なかなか抱っこから離れなくて大変だが、そこは先生たちがうまく対応してくれる▼その日、楽しく保育所で過ごし、夕方、妻が迎えに行くと「お迎えに来るのが早すぎる」とか「あしたも保育所に行きたい」とか子どもは現金なものだ▼親と遊びたがるのはいつまでだろうか。自らを振り返ってみると小学校高学年ぐらいからは、友だち優先で親と出かけることはほとんどなくなったように記憶している▼子どもが親から少しずつ離れていくのは成長の証しだが、いつかはそうなると考えると寂しさがこみ上げる。今のうち、たくさん遊んで思い出をつくっておこう▼休みの日の計画を立てるのは楽しい。石垣島には多くの自然があり、天気のいい日は海遊びや川でのエビ捕り、林道の散策、昆虫採集とことかかない▼困るのは雨の日だ。石垣市内には、雨天時に子どもたちをのびのび遊ばせられる場所が少ない。前回の市長選では対抗候補が公約に掲げるほど。あしたは土曜日。何して遊ぼうかと天気予報を眺めながら考える。(立松聖久)

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