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課題は枝を張り大きくなるジャカランダ…

 課題は枝を張り大きくなるジャカランダ(シエンボク)をどこに植えたらいいかだ。世界の3大名花と称されるホウオウボク、カエンボク、シエンボクのような大木はよほどの大通りでもない限り並木としての管理は大変▼現在、石中、農高東通りのホウオウボク並木が時期に咲き通行人の目を楽しませている。ただ管理の苦労は知られていない。隣接住民の一部からは枝折れや枯れ葉、散り花が通りや庭を点々黒々と汚し清掃片付けで迷惑している、撤去してとの声も聞く▼通行人として花を眺める私たち(多くの市民)は隣接住民の苦情や管理の心労を知らず、台風前の役所の剪定(せんてい)は切りすぎなどと文句を並びたてる▼ジャカランダは、ホウオウボク、カエンボク同様、風に弱い。となると並木形成には適地を見つけることが先決。名護の八重岳の桜や宮崎南郷峠のジャカランダの杜のような地形があれば最適▼北風を防ぎ台風時も風当たりの少ない土地。どこかないかな。ある。なごみの里から赤下方面へ抜ける通り一帯で、そこには旧大浜町時代の学校の造林地、浄水場跡地などがある。民間の畑、草地、原野もある。そこを空港線が横切り宮良川の新しい橋に至るので、その両側にデイゴと世界の3大名花の森を造る▼その中に道の駅を整備すれば鬼に金棒。(仲間清隆)

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