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八重山の魅力PR 3市町で観光月間イベント

この日2023人目の来島者。各団体から記念品が贈られた=17日午後、南ぬ島石垣空港

この日2023人目の来島者。各団体から記念品が贈られた=17日午後、南ぬ島石垣空港

「ピカリャ~」との記念撮影を楽しむ観光客ら=17日午後、ユーグレナ石垣港離島ターミナル

与那国馬と触れ合う観光客=17日午後、与那国島空港敷地内(与那国町観光協会提供)

 県が制定する観光月間に合わせ、3市町の空と海の玄関口で17日、訪れた観光客らに地元の特産品や八重山諸島の魅力を知ってもらおうと歓迎イベントが開かれた。県内では新型コロナウイルスの影響で入域観光客数が激減していたが、ことしに入ってから徐々に回復。今年度の空の便の観光客数はコロナ前(2019年)の水準と同等か上回ると見られている。大型クルーズ船の寄港も相次ぎインバウンドも好調に推移。業界内では8月末までの観光月間でさらなる需要拡大を期待する。

 3市町観光協会は当初、県観光振興条例で定められた「観光の日」の8月1日に予定していたが、台風6号の接近にともない延期した。

 市観光交流協会青年部(當山尚希部長)は、南ぬ島石垣空港で歓迎レセプションを開催。次々と到着する観光客らに「ちんすこう」や歓迎のメッセージが書かれたカードなどの記念品を配布した。同青年部のメンバーや航空会社など関係者のほか市の公式マスコットキャラクター「ぱいーぐる」とミス八重山も参加して観光客を出迎えた。

 2023年に合わせてこの日2023人目の来島者となった北野史都さん(11)に、青年部から特産の菓子の詰め合わせ、JTAからジンベイジェットの模型、ANAからパイロット・客室乗務員・整備士の制服を着用したクマのオリジナルぬいぐるみが記念品として贈られた。

 家族6人で2泊3日の日程で大阪府高石市から訪れた史都さんは「驚いて声も出なかった。石垣島ではシュノーケリングを体験し、夜は石垣牛を食べたい」、父親の貴士さん(45)は「泡盛を飲みながら、島の海鮮を楽しみたい」と笑顔を見せた。當山青年部長は「きれいな海や豊かな自然、島の文化を楽しんでほしい」と述べた。

 竹富町観光協会は同日午後2時からユーグレナ石垣港離島ターミナルで事務局職員と町マスコットキャラクターの「ピカリャ~」、八重山ビジターズビューローのミス八重山南十字星の大嵩凜佳さんが西表・小浜・波照間産の黒糖やスタンプラリーの台紙、星砂などをプレゼントした。

 多くの観光客が足を止め、「ピカリャ~」やミス八重山と記念撮影。星砂を小袋に入れる作業に夢中だった。大嵩さんは「黒糖はそれぞれ味の違いを楽しんでほしい。料理にも使える。竹富町の島々はそれぞれに魅力、特徴があり、ぜひ多くの島々を巡ってほしい」と声をかけていた。

 与那国町観光協会の大嵩長史会長や商工会職員、町の企画財政課の職員らが与那国空港で到着便に合わせて歓迎、観光パンフレットや県内8島の黒糖セットなどを配り、島の魅力をアピールした。与那国馬との記念撮影や触れ合いコーナーも設けられ、訪れた観光客たちを楽しませた。

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