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平成19年生まれの雑種のオス犬が死んだ。…

 平成19年生まれの雑種のオス犬が死んだ。名はラッキー。人間の歳換算ではいくつになるのかな▼お座り、お手、待ての一通りの指示を聞き分け、芸は後ろ足2本での立ち歩き。暗闇でも人が近づくと跳ね起き身構え、知らない人だったらほえて番犬役もはたした▼ところが2年前から急に老けこみ耳が遠くなり意思疎通が不自由になった。声での指示が通じない。餌時も寝ている時はチェーンを揺するか、軽く体に触れ合図して与えた▼今年4月ごろから急に食が細くなり、歩くとふらつき、体を支え切れず座り込む状態が続いた。歩きだしてもぐるぐる回りでチェーンに足を取られ倒れていることも。母犬、姉兄犬もすでに死去、ラッキーもいよいよ最期かも▼それでも、水をよく飲むし、高齢犬用缶詰や湯でふやかした餌を与えたら、時間はかかるが食べた。5月15日の早朝、庭の長命草の茂みで動かないラッキーを発見▼早々に母犬が埋葬されている合同墓のあるペット霊園へ火葬の連絡を入れた。係員2人が丁重に出迎え別れの儀式を執り行ってくれた。裏の合同墓に案内された。葬られた島の数多くのペットの名札が並べられていた。差し込み式なのでラッキーは母犬と並べてもらえるとの説明。個別墓の要望も増えたという昨今のペット葬祭事情。(仲間清隆)

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