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夢応援プロジェクト 4事業251万円助成

石垣市、応募12件から選定 バリアフリー観光や産後女性支援

 今年度から取り組んでいる市民の夢応援プロジェクト第1回市民まちづくりプラン助成金交付事業で石垣市はこのほど、企業や団体から応募のあった12事業のうち4事業を選定した。ユニバーサルデザインやバリアフリー観光の推進、産後女性の健康づくり、手話の普及、シュノーケル教室などの内容となっている。助成額は総額251万円。今月か7月に事業を開始する。

 同事業は、市民が考えるまちづくりやイベントなど地域の振興につながる事業の実現を応援するもの。100万円、50万円、30万円、10万円のコースを設けて公募した。公益性、先導性、展開性、実現性、ユニーク性などを基準に審査した。

 選定された事業は▽100万円コース=「石垣島をユニバーサルアイランドに!」(石垣島カラフル)88万円▽50万円コース=「産後ケア事業~産後ママのQOL向上が明るい未来を創る~」(佐々木整骨院)77万円▽30万円コース=「ヒゲの校長」上映会(ヒゲの校長上映石垣実行委員会)44万円、「ビーチサイドで海を楽しもう!」(石垣海洋少年団&石垣ジュニアヨットクラブ)41万円。10万円コースには応募がなかったため、30万円枠を1件追加した。

 このうち、ユニバーサルアイランドに!は実績のある団体を招いて車いす利用者が海水浴を楽しむユニバーサルビーチ体験と講習会を実施。産後ケア事業は、産後3年以内の女性を対象にエクササイズの定期開催、ボディーワーク指導者の育成、産後ケアの認知拡大、夫婦参加型ワークショップの開催を予定する。

 「ヒゲの校長」は映画を通して手話の歴史や背景を伝えるなどして手話の普及を図る、ビーチサイドは、南ぬ浜町人工ビーチで基礎的シュノーケル教室、セーリング体験・救助訓練見学などを計画する。(額は千円以下切り捨て)

  • タグ: 夢応援プロジェクト石垣市
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