八重山諸島のニュース・石垣島・竹富島・西表島・新城島・小浜島・鳩間島・黒島・波照間島・与那国島

エントリー

比屋定さん(真栄里若竹会)2連覇  石老連、手塩にかけたゴーヤ審査

第39回ゴーヤ品評会で入賞を果たしたみなさん=12日午前、石垣市老人福祉センター

第39回ゴーヤ品評会で入賞を果たしたみなさん=12日午前、石垣市老人福祉センター

 石垣市老人クラブ連合会(砂川長紀会長)主催の第39回ゴーヤ品評会が12日、市老人福祉センターで開催された。審査された12品のうち、真栄里老人クラブ若竹会の比屋定恵さん(79)が育てたゴーヤが、2年連続となる最優秀賞を受賞した。同クラブとしても3連覇の快挙となった。

 審査は、大きさや重さ、形状、病害虫被害などを基準に行われた。審査講評で審査委員長を務めた沖縄県八重山農林水産振興センター主任技師の舞木紀玲氏は「どのゴーヤも甲乙つけがたく僅差で審査に時間を要した。最優秀賞は、サイズも大きく3本のそろいも良かった。みなさんよくここまで立派なゴーヤを作った」と評価した。

 中山義隆市長は「ゴーヤは、栄養価が高くとても優れた食材。子や孫たちの食育の観点からもゴーヤ作りを通して、みなさんが培ってきた知識や技能を知ることは子どもたちの生きた学びの場となる。今後もゴーヤ作りに励んでほしい」と激励した。

 比屋定さんは、前回の初出品での最優秀賞に続き2連覇となった。「先輩の最優秀から続き、クラブとして3連覇できてうれしい」と喜び、「幾度となく襲った寒波の影響で出品が危ぶまれたが、4月下旬から5月にかけての好天で持ち直した。島外に住む子や孫たちにゴーヤを送ってあげたい」と笑顔を見せた。

 最優秀賞以外の受賞者は次のみなさん。

 ▽1等=玉代勢秀孝(石垣老人クラブ尚寿会)▽2等=崎山用正(登野城いやまし会)▽3等=大城有一(宮良老人クラブ寿会)▽努力賞=宮良信男(大川老人クラブ寿会)▽市長杯=新城惟弘(新栄町老悠さわやかクラブ)

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社八重山毎日新聞は一切の責任を負いません。

ページ移動

キーワード検索フォーム