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やいま村が功労者表彰 カンムリワシ保護で

日本鳥類保護連盟の野生生物保護功労者賞を受賞した石垣やいま村でカンムリワシの世話を担当する渡久山恵氏=11日、同村カンムリワシ保護ケージ前

日本鳥類保護連盟の野生生物保護功労者賞を受賞した石垣やいま村でカンムリワシの世話を担当する渡久山恵氏=11日、同村カンムリワシ保護ケージ前

日本鳥類保護連盟

 日本鳥類保護連盟の2023年度野生生物保護功労者表彰で長年、カンムリワシの保護に関わってきたあやぱに㈱(上地健太代表取締役社長)が運営する石垣やいま村が環境省自然環境局長賞に輝いた。県内からは同社のほかに、久貝勝盛氏が同連盟総裁賞、長嶺隆氏が同連盟会長賞を受賞した。表彰式は14日、東京の虎ノ門ヒルズフォーラムで行われる。

 やいま村は、カンムリワシの傷病救護のためにケージを開設。2007年から県の傷病鳥獣ボランティア施設として交通事故などで傷ついた個体のリハビリを実施。野生復帰に貢献してきた。

 交通事故防止の普及啓発活動などにも取り組んできた。

 同社の渡久山恵氏は「クラウドファンディングでのケージ増設など、みなさんの協力が認められた」と話した。

 久貝氏は、1974年に宮古野鳥の会を結成。長年にわたり、サシバの保護活動や子どもたちへの環境教育などを行ってきた。与那覇湾淡水湖化反対運動や大野山林縦貫道路変更運動、与那覇湾ラムサール条約登録運動などにも関わった。

 どうぶつたちの病院沖縄代表理事の長嶺氏は、ヤンバルクイナの保全や野生動物のロードキル対策、ネコの適正飼育の推進などに関わるほか、新聞やテレビなどを通じた普及啓発活動などを推進している。

  • タグ: 石垣やいま村日本鳥類保護連盟カンムリワシ保護
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