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鳩間島音楽祭 600人魅了

主催者の加治工勇さんを中心とした出演者全員によるフィナーレ=4日、野外ステージ

主催者の加治工勇さんを中心とした出演者全員によるフィナーレ=4日、野外ステージ

4年ぶりに一大イベント

 【鳩間】第26回鳩間島音楽祭(同実行委員会主催)が4日、鳩間島コミュニティーセンター前の野外ステージで開かれ、八重山にゆかりのあるアーティストら10組が登場、4年ぶりの音楽祭を盛り上げた。島民50人の島に郡内外から約600人(主催者発表)が訪れ、民謡・舞踊からロックまでさまざまなジャンルの音楽を楽しんだ。

(3面に写真特集)

 音楽祭は、鳩間小中学校の児童生徒らによる校歌ダンスで幕開け。石垣在鳩間郷友会婦人部による舞踊、長間辰夫さんらによる八重山民謡ショーなどと続き、石垣島のロックバンド「Black Rain」が熱いロックを島中に響かせた。

 小浜島在住のシンガー・ソングライターつちだきくおさんが「軽トラックかりて」などを披露したほか、元やなわらばーの東里梨生さんは祖母のことを歌った「ブーゲンビリアの道」で会場を魅了させた。

 金城弘美さんとココナッツクラウブによる共演もあり、フィナーレは加治工勇さんを中心に出演者全員がステージに上り、会場も一緒に「鳩間の港」を歌った。

 舞台の合間は、かじくあつしさんとナシルさんによる息の合った司会で会場を和ませた。最後に大抽選会もあり、JTA航空券や泡盛、オリオンビール、パイナップルなどの豪華景品が当選者に手渡された。

 来賓として出席した前泊正人町長は「ここ数年はコロナ禍でなかなかイベントができなかったが、こうしてファンの皆さんに戻ってきていただけてありがたい。住民、鳩間島を愛する皆さんと一緒に鳩間島をつくっていきましょう」とあいさつした。

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