八重山毎日新聞社

　島の子ども応援まつり実行委員会の喜納正雄実行委員長らは１２日、大濱信泉記念館で会見し、同まつりを６月２３日に開催すると発表した。飲食など出店者や舞台出演者、イベントを支えるスポンサーの募集も開始するとＰＲした。子どもたちの舞台発表の場をつくるとともに保護者の経済的負担となっている派遣費などの資金造成の場とする。会場は新栄公園で、午後１時から同７時まで。石垣市、八重山青年会議所が共催する。

　イベントは昨年６月に初めて開催され、出店１０店舗や１１団体から総勢３００人の舞台披露があったほか、フィナーレには花火も打ち上げられ、約１万人（主催者発表）の来場を記録した。

　第２回となる今回は、飲食店のブースを昨年の１・５倍にあたる１５店舗に拡大。大勢の来場者に対応する。

　舞台発表は、郷土芸能部やマーチング、ダンスチームなどの出演を予定。子どもたちの日ごろの練習の成果を披露する。

　特設会場では、モルック大会やｅスポーツ大会、将棋大会、アームレスリング、体力測定なども行われる。

　協賛の目標額は、２００万円で協賛企業は会場などで配布するパンフレットに掲載する。

　実行委員は「市民の関心も高まり、今年度は派遣費補助の市の予算も増加した。県にもかかわりを持ってもらえるきっかけにしたい」「福祉枠も準備している。八重山の子どもたちが輝ける場所にしていきたい」など、多くの企業の協力を呼びかけた。

　出店、出演、協賛の申し込みは大濱信泉記念館窓口かウェブサイト（https://ishigaki-haken.com/）。

　問い合わせは喜納委員長（０９０―２１９３―５１６４）。出店の申し込みは、５月１３日までで、応募多数の場合は抽選で決定する。

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