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大浜中が大賞獲得 八重山勢初の快挙

最も優れたロボットに贈られるロボコン大賞を獲得した大浜中の前列左から立山朔さん、仲間銀さん、小林祐貴さん、後列左から仲原琉真さん、高橋孝介さん(提供)

最も優れたロボットに贈られるロボコン大賞を獲得した大浜中の前列左から立山朔さん、仲間銀さん、小林祐貴さん、後列左から仲原琉真さん、高橋孝介さん(提供)

4チーム九州出場へ ロボコン県大会

 第24回創造アイデアロボットコンテスト県中学生大会(県中学校技術家庭科研究会主催、県中学校文化連盟共催)が5日、うるま市立高江洲中学校体育館で行われ、大浜中のチーム「あまてらす」が応用・発展部門で優勝し、全部門を通して最も優れたロボットに贈られるロボコン大賞を八重山勢として初めて獲得した。ほかに計測制御部門で大浜中の2チーム、基礎部門で波照間中の1チームも好成績を残し、計4チームが九州大会への出場権を得た。

 大会は、技術・家庭科で学習した経験を生かしてロボットの設計・製作を行い、その成果を発表して知識・技術の向上を図ることなどが目的。基礎、計測・制御、応用・発展、動画の4部門に計57チームが参加した。

 応用・発展部門は「もっと支援物資を運搬せよ」をテーマに、救援物資にみたてたアイテムを集めて4カ所の避難所に運び込む競技。150秒の時間内に避難所に運び込んだアイテムの個数(点数)で勝敗を決める。それぞれ6人編成の6チームが対戦形式で競った。

 「あまてらす」は予選リーグで23―6、27―5、トーナメント準決勝で24―8、同決勝で25―9でいずれも圧勝した。仲原琉真主将(2年)は「今回のロボットではボールをつかむところが難しく、何回も作り直して多くのボールを運ぶことできるようになった。九州大会では自動で動くロボットに改造し、もっと安定して多くの点数をとれるようなロボットをつくっていきたい」と話した。

 長さの違うアイテムを決められた位置に8本ずつ立てていく基礎部門(1チーム3人)で波照間中の「わったーありー」が審査員賞、苗に見立てたアイテムを3カ所に植えて(置いて)いく計測・制御部門(同)で大浜中の「ファミ吉」が準優勝、同中の「ロボ吉」がアイデア賞に選ばれた。

 九州地区中学生大会は12月9、10日、九州産業大学大楠アリーナで行われる。

 各チームのメンバーは次の皆さん。

 ▽大浜中「あまてらす」(仲原琉真、高橋孝介、立山朔、仲間銀、小林祐貴=いずれも2年)▽波照間中「わったーありー」(阿利優月、山田悟也、安里勇人=いずれも3年)▽大浜中「ファミ吉」(小林祐貴、高橋孝介、仲原琉真)▽大浜中「ロボ吉」(仲間銀、立山朔)

  • タグ: 創造アイデアロボットコンテスト県中学生大会
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