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この時期の新聞をにぎわしているのが市内で…

 この時期の新聞をにぎわしているのが市内で催されている干支の生年合同祝賀会。あれっ!この行事、各地域で新正月または旧正の干支日に、すでに終わっていたのでは▼そうです。石垣市と合併した旧大浜町の白保では新正に、宮良、大浜、平真は旧正で、コロナ禍中をのぞいて毎年、地域の生年を迎えた住民を招き合同祝賀会を開催してきた。今年も盛大に行われた▼なのに、似た催しを何度もするのかと問う声。実は地域の祝賀会は、その集落の住民を対象に行われるのに対し、この時期の催しは広い校区を持つ中学校や高校の同期生有志が他校の有志と連携共催するもので、八重山一円の大同期会ともいえる▼ことに子どもの養育が一段落した49歳、61歳は規模も大きく盛り上がる。73歳は身体の不調を訴える人も出て少し減る。85歳となると、鬼籍に入った人、動けなくなる人もいて余計減る▼早い時期に案内を送付し出欠の可否を問う取り組みは県外、遠くは外国在の同期生の望郷心を揺さぶるらしく多彩な顔ぶれが帰省する。11月の文化の日、石垣島まつりの前後の日程で行われることが多い▼そんな中、今年の73歳は元気で12日に連凧を揚げるという。85歳は昨日、50余人が参集、県の元副知事、元教育長もかけつけ旧交を温め97歳再会を念じた人も。(仲間清隆)

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