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先月、国道ヤラブ並木の芽摘みをしていたら…

 先月、国道ヤラブ並木の芽摘みをしていたら通り沿いの落葉をブロワーで吹き飛ばす清掃をしていた青年から「おじさんたちがごみを歩道や国道に散乱させ汚しているのですか」と文句を言われた▼「エッごみ? 私たちは木の芽と若葉を摘み落としているだけだよ」「それがごみです、歩道や道路に落ちて汚いじゃないですか。汚した人が片付けるのは当然でしょう」とも▼言い争っても仕方がない。彼らの美化清掃を邪魔しないように飛び越して進めた。しかしだ、12年余も毎月15日から始めている国道ボランティアが市民からこんな目で見られているのは残念▼私たちもすき好んで散らかしている訳ではない。できるだけ木の根元に落とすように努めている。しかし風次第で四方に飛び散ることがある。散らかりがひどい時はかき集めてもいる。ただし私たちは限られた人数と時間の奉仕なので摘んだヤラブの芽や葉はそのまま地面へ落として風化を当てにしているのも本音▼花も人が手折って投げ捨てればごみ? 風で散れば風情?。上野の春の桜吹雪をごみの散乱と怒る人はいないだろう。ヤラブの芽や葉も夕べの風が吹き散らしたものと見てくれたら助かる▼先日、知人から白保北方の一部が伸び過ぎだよとの電話、しゃくに触るが今月摘んだ。(仲間清隆)

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