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放置車・船の対策強化 法的手段も辞さない構え

放置されているとみられる車両。ナンバープレートのないものもある=9月29日、八島埠頭

放置されているとみられる車両。ナンバープレートのないものもある=9月29日、八島埠頭

雑草が繁茂する車両。長期間放置されているものとみられる=9月29日、八島埠頭

石垣市港湾課

 八島埠頭用地などに放置されている車両や船舶が数多くあることから、管理を担当する石垣市港湾課がナンバープレートや船体番号を調べたり関係機関に照会をかけるたりするなど対策を強化している。中にはナンバープレートがない車両も。駐車場が「仮置き場」として商売に利用している可能性もあることから、適正利用の観点から法的手段も辞さない構えだ。

 同課によると、八島埠頭では車両約30台、船舶約15隻が放置されている。ナンバープレートや車体番号を関係機械に照会をかけており、所有者が判明すれば「法的措置をとる」として移動を指導し、応じなければ強制的に撤去して費用を所有者に請求する予定だ。

 放置車両の中には雑草に覆われるなど長期にわたって放置されているケースもある。

 一方、ナンバープレートのない車両は、本紙が確認しただけで13台あった。

 港湾課によると、9月25日に職員が見回りをしていた際、外国人とみられる男性2人の乗った車両がナンバープレートのない車両の前で停車し、1人がプレートを素早く取り付けて移動させる様子を目撃。行き先は、貨物船が接岸する石垣港岸壁だったという。このため同課は関係機関に情報を提供するなどの対応をとっている。

  • タグ: 石垣市港湾課八島埠頭用地
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