八重山諸島のニュース・石垣島・竹富島・西表島・新城島・小浜島・鳩間島・黒島・波照間島・与那国島

エントリー

PAC3の南ぬ浜町配備で困っているのは…

 PAC3の南ぬ浜町配備で困っているのは港湾労組だけではない。一等困っているのが来る24日、25日にその広場をたこ揚げ会場として港湾事務所へ申請し許可を得て準備を進めている石垣島凧あげ大会実行委員会と主管の八重山凧愛好会▼2001年に始まった全国の愛好家との交流親睦凧あげ大会はコロナ禍で2年ほど中断したが昨年再開、今年は21回目を数える。毎年参加の愛好家も増えた▼07年には世界一の大凧(畳600枚大)を作者のピーター・リン氏(ニュージーランド在住)が揚げた。その縁で外国にも石垣島の良風が知られ、15年の全国大会には外国からも加わって300余人の凧名人が集った。今年も多くの愛好家が参加を申しこんでいる▼防衛大臣に問いたい。北朝鮮次第とはいえ、PAC3を移動せず、いつまでそこに置いとくのですか▼ミサイル対策はかつて小欄でも紹介した最新イージス艦を増強して日本の周辺海域で警戒させたほうがいいのでは。海上での展開は陸上のPAC3より運用も楽なはず。北海道から沖縄まで日本海、東シナ海を常時周航し現場へ駆けつけるとよい▼陸用のイージス・アショア配備は秋田県民の反対で頓挫した。なら経費は高くつくが税やリスク負担が全国民平等の艦を許容するしかない。米国にも顔が立つ。(仲間清隆)

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社八重山毎日新聞は一切の責任を負いません。

関連するニュース

  • 関連するニュースはありません。

ページ移動

キーワード検索フォーム