八重山毎日新聞社

　第16回北部スポーツ交流会（北部スポーツ交流会主催）が28日、伊原間中学校で4年ぶりに行われ、伊土名・大里以北の伊原間中学校区13公民館から約300人が参加し、スポーツを通して地域間交流を深めた。

　大会は北部住民の親睦や地域活性化などを目的に1997年にスタート。昨年までの3年間は新型コロナウイルス感染症のため開催できなかった。

　開会式が午前9時から行われ、交流会の玉城政時会長のほか伊原間中、伊野田小、野底小、明石小の校長らもあいさつ。伊原間中の當銘武志校長は「11月26日に創立60周年記念式典を行うのでみんなでお祝いしたい」と協力を呼び掛けた。

　選手を代表して新垣功さん（野底）が「各集落を代表して楽しくけがのないようプレーしたい」と宣誓して開幕。大会には野底出身の我喜屋隆次議長（石垣市議会）も招かれ、中山義隆市長に代って市スポーツ交流課から大浜敦史課長ら7人も参加した。

　芝生の運動場ではグラウンド・ゴルフ、ソフトボール、体育館では男女のソフトバレーボールが行われ、選手たちは昼食をはさんで爽やかな汗を流した。

　玉城会長は「北部13公民館が一堂に集まる機会はないので、このようなイベントを今後も開催し、意見交換していきたい」と話した。

　結果は次の通り。

　▽ソフトバレーボール男子＝①伊原間公民館②野底チーム

　▽同女子＝①野底チーム②伊原間公民館

　▽ソフトボール＝①平久保公民館②星野公民館

　▽グラウンド・ゴルフ団体＝①明石公民館②伊野田公民館

　▽同個人＝①平良栄一（明石）②前上里利恵子（伊原間）③平良幸治（大里）

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