八重山毎日新聞社

　石垣市学力向上推進委員会の総会が17日午後、石垣市民会館中ホールで開かれ、11月15日に市内の中学生を対象とした「子ども議会」を開催する今年度の活動計画など7議案を承認した。

　県学力向上推進5カ年プラン・プロジェクトⅡに基づく今年度の石垣市学力向上推進計画案では、幼児児童生徒一人一人に「生きる力」の基盤となる「新しい時代をつくるために必要とされる資質・能力」を育むことが目標。　

　重点事項に①自立した学習者の育成②中学校期の学力課題の改善を挙げた。特に、学力調査で全国との差が広がった「中学数学」に関しては、授業改善や単元ごとのＰＤＣＡサイクルを充実させ、知識の確実な定着を図ることなどを取り組みに掲げた。

　今年度は▽中学生を対象とした信泉プロジェクト「学びに向かう学校づくり」生徒フォーラム（8月22日）▽同プロジェクト「算数・数学フェスティバル」（10月25日、オンライン）▽中学生を対象とした「子ども議会」（11月15日）―を開催予定。子ども議会はこれまで市制の周年行事で開催されていたが、今年からは毎年開催していく予定。

　前年度決算は、総収入（補助金）100万円に対し、総支出は89万1213円。内訳は運営費1万7694円、検定料補助費86万3200円など。

　石垣市女性連合会の名称変更に伴い、会則も名称を変更した。

　今年度の役員は次の各氏。

　▽参与＝金城綾子（教育委員教育長職務代理者）、南和秀（教育委員）、浦﨑美紀子（同）、新里裕樹（同）

　▽委員長＝﨑山晃（教育長）▽副委員長＝仲地秀将（石垣市立小中学校長会会長）、宮良直人（石垣市ＰＴＡ連合会長）、平田勝男（石垣市自治公民館連絡協議会長）、天久朝市（教育部長）▽監事＝仲間千加史（教育総務課長）、真玉橋真由美（石垣市立小中学校長会副会長）▽事務局長＝上原太郎（学校教育課長）▽事務局＝吉村安史（いきいき学び課長）、寄川和彦（いきいき学び課課長補佐兼学び係長）、大濵菜々子（いきいき学び課主事）、仲盛賢也（学校教育課指導係長）、砂川雅世（こども未来局子育て支援課指導主事）、浦崎拓馬（こども未来局子育て支援課主任）、高原かおる（学校教育課指導主事）、新城哲史（同）、荷川取健（同）、伊波勇史（同）▽書記・会計＝西知彦（学校教育課指導主事）

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