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連日、最高気温が30度前後にまで上がり…

 連日、最高気温が30度前後にまで上がり、八重山地方は夏本番を迎えている。と同時に八重山の夏の味覚の代表でもあるパインアップルのおいしい季節となった▼旬を迎えているのはポコット(ボゴール)とピーチ(ソフトタッチ)の二種類のパイン。生食用に開発され、前半戦の主力品種だ。去る1日には、県やJAなど関係機関・団体で組織する県農林水産物販売促進協議会が、県産パインの旬入りを宣言、全国に夏の味覚をアピールした▼両品種の特徴は、ピーチは、呼び名の通り、果肉がもものように白く、甘味が強い。ポコットは、スナックパインとも呼ばれ、手でもいで食べることができる。いずれも、味には定評があり、3月中旬から収穫が始まるのも特徴だ▼JA「ゆらてぃく市場」などで陳列棚の広い面積を占め、来島した観光客らが買い求める姿も多く、外国産とは一味違うおいしさを堪能していることだろう▼八重山産パインは、6月中旬から8月にかけ、酸味と甘味のバランスが良いジュワリー(ハワイ種)や、大玉でより甘味の強いゴールドバレルの収穫が始まる。さらに、マンゴーも旬を迎え、八重山を代表する夏の果実が勢ぞろいする▼八重山の夏はこれからが本番。冷えた果実が訪れる観光客の味覚を満足させてくれることだろう。(下野宏一)

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