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2月22日は「ニャン・ニャン・ニャン」と…

 2月22日は「ニャン・ニャン・ニャン」と鳴き声の語呂合わせで「猫の日」になっているが、バードウオッチャーの間ではシジュウカラ科の小鳥「ヤマガラ」の日としている。これも鳴き声の「ニーニー」からとったものである▼生物学者で「動物たちは何をしゃべっているのか?」などの著書がある鈴木俊貴氏によると、「ニーニー」は「集まれ」の意味のよう。まとまった量のエサを見つけると、この鳴き声で仲間を呼ぶ▼同じカラ類のコガラは、エサを大型のカラに取られそうになると天敵のタカが来た時の鳴き声を出し、エサを独り占めするという。オオカミ少年である▼ヤマガラに近い仲間のシジュウカラやヒガラ、コガラなどは、ほかの種の鳴き声を相互に理解した上でコミュニケーションが成り立っているというから面白い▼鈴木氏は昨年、東京大学に動物言語学分野を専門とする研究室を世界で初めて立ち上げた。日ごろから耳にしている鳥の鳴き声に強い関心を持ったことが、ことの発端だ▼もう一つの世界初は、氏が監修した絵本「にんじゃシジュウカラのすけ」。200種の鳴き声を使い分け、文法まで駆使するというシジュウカラの言葉で書かれた唯一の絵本。この機会に、新たな研究分野の一端に触れてほしい。子どもたちよ図書館へニーニー。(立松聖久)

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