進む自衛隊機能強化 石垣駐屯地、開設から1年
「抑止力効果」に懐疑的意見も
陸上自衛隊石垣駐屯地が16日、石垣市平得大俣地区での開設から1年を迎えた。この間、米軍艦船が2度石垣港に入港し、自衛隊と米軍の共同訓練も行われ、自衛隊と米軍の一体化を強く印象付けた。防衛省は、駐屯地の敷地を拡張するため新年度に民有地を取得する方針だ。一方で「有事」の際の住民の島外避難計画や地下避難シェルター計画が議論を呼び、自衛隊配備に伴う「抑止力効果」に懐疑的な意見もある。(8面に関連、9面...