新入札制度スタート 指名業者事後公表・現場説明会廃止で談合防止を強化
試行14件、落札率は約10%低下
入札制度改革の一環として石垣市は6月から▽指名業者の事後公表▽現場説明会の廃止―の完全実施に踏み切った。実施前に約2週間試行したところ、14件の入札に対し、落札率は約87%と過去5カ年平均より約10%下がった。契約管財課は「効果があったかどうかはまだ分からない」(向井信夫課長)と慎重だが、90%を割ったことで一定の効果が出たものとみられる。
市発注の公共工事は2007年度までの過去5年間...