「侵略的植物」を駆除 特定外来生物ナガエツルノゲイトウ
環境省、アンパル侵入警戒
環境省石垣自然保護官事務所は16日、浦田原排水路で生態系や稲作への悪影響が懸念される特定外来生物のナガエツルノゲイトウを駆除した。「地球上で最悪の侵略的植物」と呼ばれるほど繁殖力が旺盛で世界中に外来種として分布を広げており、八重山では2018年に県の調査で初めて確認された。
ナガエツルノゲイトウは南米産の湿生植物で、田んぼに広がると水稲の収量減の恐れがあるほか、利水施設や排水施設に押し寄...