八重山諸島のニュース・石垣島・竹富島・西表島・新城島・小浜島・鳩間島・黒島・波照間島・与那国島

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前回、本名と別に授かったヤーナー(童名)を…

 前回、本名と別に授かったヤーナー(童名)を取り上げたが、授かったものの使われることなく忘れてしまったという方も▼長男のキヤー、次男のマーサが地域では多かった。マーサは多く、誰かを特定するのにタカ(背丈が大きい)マーサ、クンジョー(怒りっぽい)マーサ、アバティ(慌て者)マーサ、ピダル(左利き)マーサなどその人の特徴を示したもの▼多くは屋号付き、ナカミチャーヌ(仲道の)マーサ、ナリシカーヌ(成底の...
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大嵩地区で待望の散水式

デモンストレーションとしてスプリンクラーで行われた散水を、歌三線に合わせて喜ぶ関係者ら=19日午前、大嵩地区デモンストレーションとしてスプリンクラーで行われた散水を、歌三線に合わせて喜ぶ関係者ら=19日午前、大嵩地区
作業効率化、経済負担軽減へ 国営、市関連事業
 石垣市が国営土地改良事業石垣島地区の関連事業として2021年度から3カ年かけて給水栓15カ所などの施設整備工事を実施した大嵩地区(受益面積8・5㌶。受益農家9戸)で19日、名蔵ダム水系からの農業用水が供用開始された。市が現地で散水式を行い、地域住民と関係者らが喜びを分かち合った。同地区の農家はこれまで水道水にホースをつなぐなどして散水してきたが、ほ場に隣接する給水栓から農業用水の使用が可能とな...
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浮桟橋が暫定供用開始 登野城漁港

浮桟橋の暫定供用を喜ぶ漁業関係者ら=19日夕、登野城漁港浮桟橋の暫定供用を喜ぶ漁業関係者ら=19日夕、登野城漁港
安全・迅速な乗降可能に
 登野城漁港で石垣市が水産生産基盤事業の一環として新設した浮桟橋14基32隻分の暫定供用開始式が19日、現地で行われた。2023年度までに完成し、干満に関係なく安全・迅速に乗り降りが可能となっている。24年度は東1組漁船保全施設前に3基6隻分、八重山漁協登野城支所の第2防波堤側に4基8隻分を整備し、計21基に46隻の係留が可能となる。  同漁港では2015年度から同事業を開始、これまでに防風...
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権力者が自ら出す情報には、やはり注意が…

 権力者が自ら出す情報には、やはり注意が必要だと思う事例があった▼うるま市の自衛隊訓練場の整備計画撤回を巡り、防衛省の報道向け文書が18日の衆院安全保障委員会で論点になった(本紙19日付2面)▼撤回の理由について「大臣がさまざまな地元の意見を聴取し、特にうるま市長と自民党沖縄県連幹事長から重ねての要請を受けた結果」と記していたからだ。同市長と自民県連を強調する内容。自民は2021年うるま市長選で...
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石垣島トライアスロン 5年ぶり市街地ラン

26年ぶりにフィニッシュ会場となる新栄公園。ゲートの設置など準備が進む=18日午後、新栄公園26年ぶりにフィニッシュ会場となる新栄公園。ゲートの設置など準備が進む=18日午後、新栄公園
26年ぶり新栄公園フィニッシュ
 21日に開催される石垣島トライアスロン大会2024(同実行委員会主催)はバイクとランのコースが変更され、1998年のワールドカップ大会時代以来26年ぶりに新栄公園フィニッシュとなる。多くの参加選手から市街地コースを要望する声があった。ランも19年以来5年ぶりに市街地を走る。大会は同日午前8時にスタートする。  コースはスイムが南ぬ浜町人工ビーチでの1・5㌔、バイクが島内を東回りする40㌔、...
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スクールバス引き継ぎ 八重山特別支援学校

15年間使用したスクールバス(右)と新しいスクールバスの間で笑顔を見せる八重山特別支援学校の子どもたち=18日午前、東運輸本社営業所15年間使用したスクールバス(右)と新しいスクールバスの間で笑顔を見せる八重山特別支援学校の子どもたち=18日午前、東運輸本社営業所
15年間使用の車両に感謝
 八重山特別支援学校(稲田洋一校長、児童生徒64人)のスクールバス引き継ぎ式が18日午前、東運輸㈱本社営業所で行われ、約15年間使用したバスに感謝するとともに新しいスクールバスを出迎えた。新しいバスのナンバープレートには同校を表す「8109(ハチトク)」が採用され、車体には児童生徒が描いたアンガマや弥勒、動物などがちりばめられるなどオリジナリティーあふれるバスに。式では試乗も行われ、新しいバスに...
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きょうは穀雨。植物の成長を促す雨が降るころ…

 きょうは穀雨。植物の成長を促す雨が降るころだ。わが家の庭に生える草たちも恵みの雨を受け、ここぞとばかりに青々と繁茂する▼水は地球を大循環している。太古の昔、生命が初めて誕生したのは海の中。そして海は、現在も最も多くの水を蓄える。生命の源から蒸発した水は雲をつくり、雨となって地上に降り注ぐと地下に浸透。その後、湧水や河川となって再び海に戻っていく▼厚労省によると日本人が1日に使う水の量は、1人当...
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能登地震 石垣島産品で被災地応援 輪島市スーパーで無償配布

再オープン日に石垣島から無償で提供された産品を来店客に配布する社員ら=12日、グルメ館輪島(ヤスサキ提供)再オープン日に石垣島から無償で提供された産品を来店客に配布する社員ら=12日、グルメ館輪島(ヤスサキ提供)
 能登半島地震被災地の輪島市で食品スーパー「グルメ館」を営む㈱ヤスサキに、農園の経営と石垣島産品の販売を行っているホッカロー・ファーム(山森卓彦代表)=伊原間=が「石垣島のおいしいお砂糖」300個、ペンギン食堂(辺銀暁峰代表)=大川=が「辺銀食堂の石垣島ラー油」50本を無償提供し、グルメ館再オープンの4月12日、買い物客に配布され喜ばれた。  グルメ館が入居するショッピングセンター「ワイプラ...
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輸送滞留解消を要請 「崩壊につながる」窮状訴え

物資輸送の滞留解消などを要請した西表東部パイン生産組合と西表島トロピカルフルーツ生産組合などの代表ら=17日午後、町役場町長室物資輸送の滞留解消などを要請した西表東部パイン生産組合と西表島トロピカルフルーツ生産組合などの代表ら=17日午後、町役場町長室
パイン生産組合等3者
 貨物船の検査運休により竹富町内の物流が停滞しているのを受け、西表島トロピカルフルーツ生産組合(渡久山賢太組合長)と西表東部パイン生産組合(水野友樹組合長)、竹富町商工会(屋宜靖会長)は17日午後、町内物資輸送の滞留解消と貨物船輸送の運行確保を竹富町、㈲安栄観光などに要請した。組合代表らは「現行状態では(出荷ピークに)対処できない。第一次産業崩壊につながる」と窮状を訴えた。  両組合は連名の...
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八重山への観光入域数が、新型コロナウイルス…

 八重山への観光入域数が、新型コロナウイルス禍前に戻っている▼1月に9万2370人と、過去最高だった2019年の95%まで回復したのに続き、2月には11万1901人と、2月としては過去最高を記録した▼推計をまとめた県八重山事務所は、2月は2度の3連休やチャーター便の運航、内外クルーズ船の複数の寄港があったことなどで、入域客が増加したと分析している▼2カ月の数字を見ると、全体の約75%を占める航空...
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