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台風3号、猛烈な風に警戒を

台風の接近に伴い、午後の全便が欠航し、港に停泊する船舶=23日午後、石垣港台風の接近に伴い、午後の全便が欠航し、港に停泊する船舶=23日午後、石垣港
きょう空海ともに全便欠航
 大型で強い台風6号は23日午後6時現在、沖縄の南にあり1時間におよそ20㌔の速さで北北西に進んでいる。石垣市と竹富町に午後6時15分、与那国町には同9時15分に暴風警報が発令された。石垣島地方気象台によると台風3号は今後、発達しながら北へ進み、石垣島には24日朝、与那国島には同日昼すぎに最接近する見込み。23日、石垣島と離島を結ぶ海の便は午後以降は全便欠航。空の便は午後6時以降の便で欠航が相次...
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身近にあると「いつでもできる」と思いがち…

 身近にあると「いつでもできる」と思いがち。実際に関わらない人や、「興味がない」と感じて足を運ばない人が一定数いる。これは日常生活のさまざまな面でみられる▼京都の人は神社仏閣めぐりをせず、東京の人はスカイツリーにわざわざ行かない。国宝がたくさんあっても、テレビで何度も紹介されても、足を運ばない現実がある▼一方、行きたくても行けない人もいる。例えば、沖縄本島の人が参加したいのは八重山の伝統行事。生...
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暴風警報発令中の新聞配達のお知らせ

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 八重山毎日新聞社は、配達員の安全を確保するため、風雨の状況によらず暴風警報発令中の新聞配達を見合わせます。
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「安全堅持し精進」決意

石垣就航35周年に感謝し、「みーふぁいゆー」と書かれたプラカードなどを掲げて出発する飛行機に手を振る空港スタッフら石垣就航35周年に感謝し、「みーふぁいゆー」と書かれたプラカードなどを掲げて出発する飛行機に手を振る空港スタッフら
年間100万人利用、市民の翼
 全日本空輸㈱(ANA)グループは22日、石垣空港就航から35周年を迎えた。記念式典が同日、石垣空港出発ロビーで開かれ、就航からこれまでの歩みを振り返るとともに、今後の発展を誓った。ANA石垣八重山支店の木下省三支店長は「社員一同、安全を堅持するための精進を重ねていきたい。今後もご指導とご愛顧を」と述べた。  同グループでは、1989年7月22日午後1時40分、那覇空港から石垣空港に初めて到...
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独特のカムラーマ奉納

21日に行われたシィナピキは西村翁が子どもたちを引き連れて子孫繁栄を願う鳩間島独特のカムラーマ=20日、鳩間島桟敷(提供)が勝利した。21日に行われたシィナピキは西村翁が子どもたちを引き連れて子孫繁栄を願う鳩間島独特のカムラーマ=20日、鳩間島桟敷(提供)が勝利した。
子孫繁栄、豊作・豊漁願う
 【鳩間】ことしの五穀豊穣に感謝し、来年の豊作や豊漁、子孫繁栄を祈願する鳩間島の豊年祭が20、21日に行われた。翁が子どもたちを引き連れて子孫繁栄を願う「カムラーマ」やミルク、棒術、多彩な舞踊が奉納され、東と西に分かれてのパーレー(爬龍船競漕)はことしは西村が勝利、住民や郷友らは海からの果報を呼び込んだ。  鳩間島の豊年祭は3日間の日程で、ことしは19日にユードゥーシ(夜通し)、20日にトー...
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毎日毎日あきることなく、げんなりする酷暑が…

 毎日毎日あきることなく、げんなりする酷暑が続く。行きかう人々の話題はやはり暑さ。「去年も暑かったけど今まで生きてきて今年が一番暑い」。そうそう、誰もがうなずく▼もちろん自身の感覚、体感であるが、気象庁が1カ月以上も八重山に「熱中症警戒アラート」を出しっぱなしにしたのが何よりの証左だ▼その島々には明治中期まで咎人(とがびと)に課する刑罰として炎天下の日ざらしの刑があったという。灼熱の太陽に焦げる...
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パーレークイに熱狂 黒島豊年祭

パーレー競漕で舟を降り、浜へと全力疾走する仲本村ウーニーの宮澤勇気さん(手前)=20日午前、宮里海岸パーレー競漕で舟を降り、浜へと全力疾走する仲本村ウーニーの宮澤勇気さん(手前)=20日午前、宮里海岸
五穀豊穣と無病息災願う
 【黒島】ことしの豊作を神に感謝し、来夏世の五穀豊穣や住民らの無病息災を願う黒島公民館(宮喜みゆき館長)の豊年祭が20日、宮里海岸で執り行われた。黒島独特のパーレー(爬龍船)競漕「パーレークイ」やミーラク(弥勒)など多彩な伝統芸能が奉納され、島民や島外で暮らす郷友らが島の世果報を祈った。  島内四つの村で行うパーレークイは干潮に向かう午前中に宮里村と仲本村、満潮に向かう午後に東筋村と保里村が...
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10個人に海事功労伝達 石垣海上保安部

海事関係功労で表彰を受けたみなさんと関係者ら=19日午後、石垣港湾合同庁舎3階会議室海事関係功労で表彰を受けたみなさんと関係者ら=19日午後、石垣港湾合同庁舎3階会議室
海保業務への協力など尽力
 石垣海上保安部(田中健彦部長)の2024年「海の日」海事関係功労者伝達表彰式が19日午後、石垣港湾合同庁舎で開かれ、多年にわたり海上保安業務への協力や広報啓発、海洋環境の保全などに尽力した10個人に田中部長から表彰状が伝達された。  海上保安庁長官表彰を受けた海上保安協会八重山支部幹事の宮里安昌さんは、八重山ダイビング協会を立ち上げ、初代会長を務めた。海保や漁協、市町村と連携して八重山の海...
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八重山は海洋性気候で風があり本土の盆地…

 八重山は海洋性気候で風があり本土の盆地地域のような気温35度以上にはならないと自慢してきたが、最近の温暖化は、それを打ち消すような状況▼19日には西表島で観測史上最高の35・9度を記録した由。この分では、地球温暖化がますます進むと本土同様に39度、40度超えも記録されるのでは▼子どもたちとの夏休み旅行で京都を訪ねた折、37度を体験したことがある。じっとしていても汗が噴き出してくるし、体は火に当...
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新垣幸子さん人間国宝

重要無形文化財「八重山上布」の保持者として認定される新垣幸子さん(文化庁提供)重要無形文化財「八重山上布」の保持者として認定される新垣幸子さん(文化庁提供)
「八重山上布」重要無形文化財に
 文化庁の文化審議会(島谷弘幸会長)は19日、「八重山上布」を初めて重要無形文化財に指定し、その保持者に新垣幸子さん(78)=石垣市登野城=を認定する、と文部科学大臣に答申した。八重山上布の芸術上の価値と、新垣さんの高度な技法などが認められた。石垣市出身者が重要無形文化財いわゆる「人間国宝」になるのは「紅型」の玉那覇有公さん(87)=読谷村=に続き2人目だが、在住者では初めて。近く官報で告示され...
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