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重量制限解除が課題 与那国空港

 【那覇】15日から、与那国空港の2000メートル滑走路の供用が始まる。滑走路の延長は気象条件に大きく左右されてきた同空港の就航率向上に大きな飛躍をもたらす一方で、同空港を離着陸する主要路線の石垣与那国路線は国・県・町の運航費補助を受けて運航しており、石垣空港の滑走路が1500メートルのため、町民が期待する重量制限の緩和には至っていない。2000メートル滑走路を十分に活用するためには航空需要の拡大による機材の大型化を図る必要があり、重量制限の緩和と機材の大型化に向けた同町の動きに注目が集まる。  石垣与那国路線の運航費補助は1500メートルの暫定ジェット空港でジェット機が就航しているため、運航費補助の対象となっている。与那国空港は今回の滑走路延長で2000メートルとなったが、新石垣空港が完成するまでは補助対象のまま、同路線の運航が続けられる。  一方で、那覇久米島路線など単独路線としての不採算路線は1500メートル滑走路と同様の重量制限を課した運航を行うことで、運航費補助の対象として路線の維持が図られている。  与那国空港については、2月定例県議会で上原良幸県企画部長が「与那国空港の運航については、運航費補助のあり方について国、与那国町、航空会社と十分に協議したい」と答弁。町側も県の意向に沿う方針を示している。  また、航空会社側も運航費補助がなければ単独路線としては赤字となることや石垣空港の滑走路が1500メートルのため、石垣与那国路線は1500メートルの暫定ジェット空港と同程度の制限を課した運航が続けられる見通し。  約58億円をかけて整備された郡内初の2000メートル滑走路の機能を十分に生かすためには、同空港を離着陸する航空需要の拡大が不可欠となり、航空需要拡大に向けた観光客の誘客、受け皿整備など同町の今後の動きに注目したい。

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