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沖縄はリゾートウエディングのメッカ 堂々1位の人気ぶり

高付加価値の観光産業に
 年間550万人もの観光客が来沖し、観光産業の量から質への転換が求められる中、エステ・スパ産業やカジノ産業など付加価値の高い観光産業が注目を集めてきた。中でも、リゾートウエディングは高付加価値の観光産業として有望視されており、石垣市にも06年3月に石垣全日空ホテル&リゾート敷地内に県内企業が式場を建設。好評を得ている。沖縄観光コンベンションビューローや県観光商工部によると、沖縄リゾートウエディングの年間挙式数は1999年の200組から2005年には4605組と急上昇。2011年には1万組が目標値に掲げられており、リゾートウエディングへの期待は大きい。  リゾートウエディングは好調な観光客の推移を背景に新たな観光ブランド化への期待も大きく、その人材育成として那覇市内に県内で初めてとなるリゾートウエディングスクール「メディアーレブライダルカレッジ」(河合玲子代表)が06年6月に開講しており、注目度も高い。  また、同カレッジ第1期生39人のうち、石垣市出身の翁長友美さん=那覇市在住=と浦崎桂さん=同=の2人も同講座を受講。今後のリゾートウエディング業界での活躍が期待される。  同カレッジは県産業振興公社が公募した2005年度ベンチャービジネスサポート事業を受けて設立したもの。同事業の採択を受けて調査事業を実施したもので、リゾートウエディング業界大手の沖縄ワタベウェディングやブライダルハウスTUTU沖縄などがパートナー企業として講師の派遣や現場実習に協力。卒業生の受け入れも行うとしている。  同カレッジでは約6カ月にわたる講座でプランナーコースと司会者コースの2コースで「ウエディングプロデュースに関する授業」や「ウエディングトータルコーディネートに関する授業」などを展開。洋装、和装、琉装、宮廷結婚式など多彩な挙式の知識習得を目指している。  河合代表は「沖縄のリゾートウエディングは挙式したいリゾート地域ランキングで堂々1位を誇るほどの人気ぶり。挙式数はこの6年で20倍にも増加し、年間約5000組という驚きの数」とリゾートウエディングの展望を話した。  その上で「リゾートウエディングに対応できるスタッフは挙式数に比べ、不足しているのが現状。沖縄リゾートウエディングのブランド力を保つためにも、質の高いリゾートウエディングスタッフを育成することが、メディアーレブライダルカレッジの役割だと考えている」という。  株式会社ブライダルハウスTUTU沖縄の仲田達志統括部長も「南の島、沖縄で結婚式を挙げたいというカップルが近年かなりの数で増えている。それはブライダルに携わる各社の企業努力と地域の関係者の協力により相乗的効果のもと、沖縄リゾートウエディングが認知されてきたことと思う」と話す。  また、「今後、沖縄リゾートウエディングが海外と肩を並べていくためには、ソフト面の充実が不可欠と考えており、沖縄で結婚式を挙げて本当によかったとすべてのカップルに満足していただくために、専門的な知識と観光地沖縄としての豊富な情報を持ち合わせた人材の育成が望まれている」と同カレッジに期待を寄せる。  沖縄ワタベウェディング株式会社の翁長良晴社長は「沖縄リゾートウエディング市場は今後も年率2ケタ台の成長が見込まれており、県観光商工部では2011年の時点で年間1万組の県外カップルが沖縄で式を挙げると予測している。業界側としても目標を達成すべく、施設開発などハード面の充実に努めているが、ソフト面の核になる人材が不足しているのが現状」と話している。  高付加価値の観光産業として期待されているリゾートウエディング産業で、同カレッジを卒業する八重山出身者の活躍に期待がかかる。

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