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15の春 609人巣立ち 郡内中学校卒業式

石垣校長の「石中ー」の掛け声に、拳を突き上げて「ファイヤー」と呼応する卒業生=8日午後、体育館

石垣校長の「石中ー」の掛け声に、拳を突き上げて「ファイヤー」と呼応する卒業生=8日午後、体育館

「大切な思い出胸に」

 八重山郡内の中学校卒業式は8日から9日にかけて行われ、石垣市では536人、竹富町では52人、与那国町では21人の計609人が3年間の思い出が詰まった学び舎を後にする。

 このうち石垣中学校(石垣史昭校長)の第76回卒業式は8日午後1時から体育館で行われ、「燦sun輝く3学年」をスローガンに学校生活を送っていた76期生179人が、保護者が初めて生花でつくったコサージュを胸に入場、石垣校長から卒業認定と卒業証書を受けた。

 式辞で石垣校長は「卒業生2万人を超える伝統と歴史ある石垣中学校を卒業した皆さんは誇りを胸に新しい世界へと羽ばたいていく。自分に自信を持ち、新しいことに挑んでください。皆さんの活躍を心から楽しみにしている」とエールを送った。

 在校生を代表して生徒会長の上唐志菜さんは「それぞれの新たな道がスタートする。3年生一人一人が『燦sun輝く3学年』のテーマを胸に輝き続ける道を歩んでください」と送辞、卒業生を代表して前生徒会長の入嵩西穂さんは「これから先、大きな壁にぶつかることもあると思うが、石垣中での3年間の思い出は必ず力になる。感謝の気持ちを忘れず、自分らしさを大切に悔いのない人生を歩んでいく」と力強く答辞を述べた。

 卒業生は、自ら作詞した「いつかまたこの場所で~燦Sun3Shain~」も披露、「出会ったあの日 笑いあった日々は全部宝物だから大切な思い出胸に抱いて飛びたとう」などと思いを込めて歌い上げた。

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