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米盛さん姉妹(石垣中)優秀賞 全国中学「おべんとう」コンクール

中学生創造ものづくり教育フェア「あなたのためのおべんとう」コンクールで優秀賞を受けた米盛和琉さん(左)、光琉さんの姉妹(提供)

中学生創造ものづくり教育フェア「あなたのためのおべんとう」コンクールで優秀賞を受けた米盛和琉さん(左)、光琉さんの姉妹(提供)

米盛姉妹がつくった「栄養と感謝を詰め込んだ沖縄の宝箱弁当」(提供)

大好きな担任思って
沖縄の「宝箱弁当」

 中学校技術・家庭科第24回全国中学生創造ものづくり教育フェア「あなたのためのおべんとう」コンクール(全日本中学校技術・家庭科研究会主催)が1月25日、女子栄養大学(東京都豊島区)で行われ、石垣中学校3年の米盛和琉さんと同1年の米盛光琉さん姉妹が沖縄県代表として出場した。特別賞獲得はならなかったが、優秀賞を受賞した。

 同コンは、日常生活の中で食べてもらう相手のことを考えた弁当づくりを通して、身近な人とのかかわりの大切さや食の重要性を知ってもらうことなどを目的に開催されているもので、全国から予選を勝ち抜いた18チームが出場、沖縄県から他に出場がなく石垣中が代表となった。

 今回は魚を使った料理を主菜とし、材料費の目安は980円以内。弁当を食べる対象者も設定する。調理の下準備から調理、片付けまで100分以内で行う。

 米盛姉妹は、大好きな担任(40)を設定し、「栄養と感謝を詰め込んだ沖縄の宝箱弁当」を考案。ミーバイ(ハタ)ステーキを主菜にアーサ(アオサ)のだし巻卵、ニンジンシリシリ、ゴーヤチャンプル、モズクのさっぱりあえ、パインアップル入りヨーグルト、チキナー(からし菜)おにぎりを作った。

 和琉さんは「ジュニア料理選手権に続き、弁当コンクールにも出場できてうれしかった。最初は時間内に調理ができなかったのでたくさん練習した。本番は緊張して時間ギリギリの調理だったが、優秀賞がとれていい思い出になった」、妹の光琉さんは「本番でうまく作れるか不安もあったが、最後までやりきることができた。調理にチャレンジできて良い機会になった」と話した。

  • タグ: 全国中学生創造ものづくり教育フェアおべんとうコンクール
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