マック新規店を計画 7月以降オープン
サンエー店は9日まで
日本マクドナルドホールディングス㈱=東京都新宿区=は、石垣市真栄里のTSUTAYA石垣店跡地に新規店舗を建築している。工事完了予定はことし7月4日となっており、オープンは7月以降とみられる。石垣島の既存マクドナルドは、サンエー石垣シティ内で営業する「石垣サンエー店」が今月9日で閉店するため、事実上の移転とみられる。
建築計画概要書によると、マクドナルドは、TSUTAYA跡地の石垣市真栄里慶田山440番―3の一部に1階建て鉄筋コンクリート造の飲食店を建築中。
駐車場などを含めた敷地面積は2793平方㍍、店舗の延べ床面積369平方㍍。車両30台前後、二輪車12台程度の駐車スペースを設ける。ドライブスルーの注文受け付けは2レーンを計画。建築に関連する事業期間はことし7月末まで。
真栄里の新規出店用地では、先月から工事が始まっている。
八重山毎日新聞社はマクドナルド社に対して、開店予定日や新店舗情報などを問い合わせているが、6日午後5時までに回答は得られていない。
一方、石垣サンエー店は、店内に貼り紙をして今月9日午後8時閉店を周知している。現在サンエーは建て替え工事を行っており、同社の計画では、マクドナルドなどが入居する既存施設は取り壊し、駐車場にする。
日本最南端のマック
マック石垣サンエー店は、2007年12月14日にオープン。当時は国内約3800店舗のなかで唯一離島の店舗として注目を集めた。マックはそれまで、1985年に開店した糸満店が日本最南端だったが、石垣島進出で、石垣店が最南端店舗になった。
サンエー石垣店の閉店と、新規店舗の開店時期を考慮すると、石垣島でマック商品が購入できない空白期間は、約5~6カ月に及ぶ見通し。
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