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ロボコン全国大会3位 全中技術・家庭科研究会

応用部門で3位となった大浜中学校サザンゲートブリッジのメンバー(提供)

応用部門で3位となった大浜中学校サザンゲートブリッジのメンバー(提供)

段ボールを積み上げていくメンバー(提供)

審査員特別賞 大浜中、県勢初の快挙

 第24回全国中学生創造ものづくり教育フェア創造アイデアロボットコンテスト全国中学生大会(全日本中学校技術・家庭科研究会主催)が1日、東京都立六郷工科高校で行われ、九州代表として出場した大浜中学校の「サザンゲートブリッジ」(5人)が応用部門で3位となり、審査員特別賞を獲得した。応用部門の3位入賞は沖縄県勢初の快挙。

 応用部門には全国各地区代表の24校100人が参加。震災からの復興をイメージし、150秒以内に資材エリアから高さ27㌢の段ボールを運び出して建設エリアへ重ねていくルールで行われた。

 サザンゲート―は3校による予選リーグを2勝して決勝トーナメントへ。トーナメントでも2勝したが、準決勝で惜敗し3位となった。

 サザンゲートは全試合で段ボール箱を142㌢積み上げ、九州大会時よりも13㌢上積み。安定した記録が、審査のポイントにもなるロボット自体への工夫や独自性、加工の正確さという面で評価された。

 メンバーはいずれも3年の嵩原誠也さん、仲間銀さん、小林祐貴さん、髙橋孝介さん、安藤海誠さん。嵩原さんは「昨年4月からの努力のかいがあり、3位という結果を残すことができてとてもうれしい。応援してくれた石垣市の皆さんにも感謝したい。そして来年は、僕らよりもいいロボットを作っていい結果を残すと宣言している後輩たちを応援したい」と思いを託した。

 指導した顧問の山田政由教諭は「できる工夫は、できる限りさせた。全国大会では本人たちの礼儀正しさも注目されてアナウンスされるなど、ロボコンの指導がいろいろな面の成長に生きていると感じた」と喜んだ。

  • タグ: 大浜中学校ロボットコンテスト全国中学生大会
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