いしがき教育の日 功労表彰や講演
- 2025年02月03日
- 地域・教育
石垣市教育委員会(﨑山晃教育長)は2日、「子どもたちの学力向上と健全な心の育成を考える~うふぴぃとぅ たかぴぃとぅゆ なりたぼーり~」をテーマに「いしがき教育の日」の集いを市民会館大ホールで開いた。教員や保護者ら約550人が出席、功労表彰や講演を通して子どもたちの幸せのために何ができるか考えを深めた。
(9面に関連と受賞者名簿)
あいさつで﨑山教育長は「これまで推進してきた『勇気づけの教育』に加え、『自己調整を図りながら自立に向けた子どもたちの育成』の取り組みに力を入れている。学校・地域・行政が手を取り合って学習環境を整えていくことで、子どもたちの生きる力は確実に伸びていく。今後も教育を支援する輪が全市民に広がることを願う」と協力を呼びかけた。
教育功労者は自然環境教育や地域・伝統行事、世代間交流、食育活動などに功績のあったと各学校長や公民館長から推薦のあった10個人7団体。﨑山教育長が表彰状を手渡して謝意を表した
受賞者を代表して、石垣小学校で子どもたちに「実物を見て、触れて、感じる学習の場」を提供して地域の歴史や文化を教えている森永用朗氏があいさつ。「受賞者は個人・団体の持ち味を生かして活動を実践したまでだが、人材育成の役割を担うことができて良かったと思う。これからも児童生徒に寄り添い、ともに体験する学習を展開できれば」と述べた。
中山義隆市長は激励のあいさつで「皆さまから注がれた愛情は、未来に羽ばたく期待と郷土への誇りを子どもたちに抱かせている。これからも変わらぬ愛情で子どもたちを見守り、育ててほしい」と期待した。
この日は市立小中学校のほとんどが午前授業で、授業参観や学習成果発表などが行われた。
「いしがき教育の日」は2008年、八重山民政府招集の八重山議会で八重山教育基本法・八重山学校教育法が可決された昭和24年(1949年)2月25日の2月にちなみ、市民全体で教育の取り組みを推進しようと2月第1日曜日に設定された。
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