ロッテ Vへ始動 18年目 石垣島キャンプ
- 2025年02月02日
- スポーツ
プロ野球は1日、宮崎県と沖縄県で12球団が一斉にキャンプインし、このうち18年目となる千葉ロッテマリーンズの石垣島春季キャンプが石垣市中央運動公園でスタートした。昨季はリーグ3位、クライマックスシリーズで敗れ、リーグ制覇を逃がすなど不本意な結果に終わったロッテ。ことしはチームスローガンに〝その全ては、勝つために。〟を掲げ、覇権奪還に乗り出す。練習は雨天のため屋内施設のみとなったが、キャンプインを待ちわびた市民や県外から来島した多くのファンがつめかけ、選手らに熱視線を送った。このほか、西武ライオンズの平良海馬も宮崎でキャンプインし、各地に球春が到来した。(8・10面に関連)
初日は午前9時40分から同公園屋内練習場でキャンプインセレモニーが行われ、ロッテの吉井理人監督は「ことしで18回目。いつも温かく迎え入れてくれてありがとうございます。石垣島では2週間、皆頑張って練習するのでよろしくお願いします」とあいさつした。
石垣島協力会会長の中山義隆市長は「昨季は2季連続のクライマックスシリーズ進出を果たしファンの皆さんを大いに楽しませていただいた。新季もさらなる躍進となるよう協力会として最大限の応援をさせていただく。キャンプの成果が開幕後のスタートダッシュ、チームの目標であるリーグ制覇、日本一獲得へのきっかけとなることを願う」とエールを送った。市内の企業、団体から石垣牛や泡盛、マグロなど多くの地元特産品がチームに寄贈された。
セレモニー終了後、選手らは全体ランニングなどでウオーミングアップ。投手陣はブルペンでの投球練習や投内連携、野手陣はノックや打撃練習を行い汗を流した。
石垣島キャンプは16日まで、18日からは糸満市でキャンプを行う。15、16日にはロートスタジアム石垣で台湾プロ野球チーム・楽天モンキーズとの「アジアゲートウェイ交流戦」が予定されている。
オープン戦は22日に始まり、セ、パとも公式戦は3月28日に開幕する。
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