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石小で「人権の花」開花式

育てたマリーゴールド、ベゴニアの開花を喜ぶ石垣小学校の栽培委員の児童や関係者ら=24日午後、同校体育館

育てたマリーゴールド、ベゴニアの開花を喜ぶ石垣小学校の栽培委員の児童や関係者ら=24日午後、同校体育館

人に優しく、命大切に

 2024年度「人権の花」運動の開花式(石垣市主催)が24日、運動実施校の石垣小学校(真玉橋真由美校長・379人)で行われ、参加した全児童が花の開花を喜びながら、人権尊重の心を育てていくことを誓った。

 同運動は花を栽培することによって子どもたちの情操を豊かにし、命を大切にする心や基本的人権の尊重の精神を身につけることを目的に毎年開催しており、今年度は同校と富野小中学校が実施校に指定されている。

 同校では昨年10月28日に植え付け式を行い、栽培委員会を中心に全児童で苗を管理。運動場の工事のため撤去されていた花壇を今年度復活させ、プランターと合わせて世話を行い、マリーゴールド、ベゴニアの花を咲かせた。

 開花式で栽培委員の大浜康暉さん(6年)は「花で明るくなった学校を見ることができてとてもうれしい。この運動で人に優しくしようと思う心が育った」と活動を振り返り、「これからこの心をどんどん広げて、花いっぱいで優しい心を持つ石垣小学校になってほしい」と語った。

 知念永一郎副市長は中山義隆市長のあいさつを代読し「運動を通して命を大切にする心や相手を思いやる心が身についたと思う。いつまでも皆さんの心に人権の花が咲き続けられるよう願う」と述べた。

 式ではこのほか石垣人権擁護委員協議会の森永用朗会長と真玉橋校長があいさつ。市から同校へ感謝状も贈呈され、栽培委員の宮國万雄翔さん(6年)が受け取った。

 富野小中学校の開花式は2月20日を予定している。

  • タグ: 人権の花開花式
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