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「ンマハラシー」出場へ 琉球競馬、26日にこどもの国

石垣島からンマハラシーに初出場するジンベエ(白色)、与那国馬の血が入ったチョッパー(茶色)。新坂貫さん(右から2人目)らが送り出した=23日午前、石垣港

石垣島からンマハラシーに初出場するジンベエ(白色)、与那国馬の血が入ったチョッパー(茶色)。新坂貫さん(右から2人目)らが送り出した=23日午前、石垣港

琉球美ら馬ホースくらぶ&Cafeの2頭

 今月26日に沖縄こどもの国=沖縄市=で開催される第20回琉球競馬「ンマハラシー」(沖縄こどもの国主催)に出場するため、琉球美ら馬ホースくらぶ&Cafe=石垣市明石=のジンベエ(雄4歳)、チョッパー(同)の2頭が23日、貨物船で安謝港に向けて出発した。馬主でインストラクターの新坂貫さん(41)らが送り出した。

 ンマハラシーは琉球王府以来、約300年間にわたり行われていたが、戦争のため一時途絶えた。沖縄こどもの国が2013年、地域の団体と連携し、約70年ぶりに復活させた。

 競技大会では、離島を含む県内各地から21頭の馬が出場予定。トーナメント戦と今回から過去の優勝馬などを集めた番付で対決を行う。普通の競馬とは違い、走る姿勢や優雅さで勝敗を決める。

 新坂さんは23日午前、石垣港で石垣島カタバル馬愛好会(新本信市会長、会員25人)のメンバーと2頭を見送った。2頭は日ごろ、明石の海岸で乗馬体験をしたり、祭祀の際にカタバル馬で走ったりしている。

 新坂さんは「今回は子どもと一緒に騎手を務めるので、出るからには優勝したい。馬も人もケガなく楽しんで帰ってきたい」と話した。

  • タグ: 琉球競馬ンマハラシー
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