最近、大浜集落内の国道沿いに「海―1」…
- 2025年01月16日
- 不連続線
最近、大浜集落内の国道沿いに「海―1」「山―2」などの標識がある。昨年、大浜公民館が設置したものだ。国道から海側が「海」、その反対側が「山」だ。国道から左右の集落内の道路ごとに1~15までの数字をふり、分かりやすくされている▼同様な集落内の標識は白保集落でも以前から設置されており、集落外からの利用者の利便性が高められている▼集落内に住む人は、ある程度、地理に詳しいため目的の場所を探し当てることはたやすい。だが、地域外の人にとっては、目的地の住所が分かっていれば、スマホなどを使い、探しだせるが、それが無ければ目標物が無いと意外と難しい▼国道沿いに設置された「海」と「山」の標識は、場所を探すための目標物として効果を発揮する。特に効果的なのが、救急車の依頼など急を要する事態で場所を伝える時。現在、救急車や消防など119番通報は、沖縄本島で通報を受けており、地理的な知識は期待できない▼緊急時に、国道の標識を目標物とすることで、だれでも場所を的確に伝えることができるようになる。救急車など1分1秒でも早く現場への到達が求められる救急車両にとってはより効果的だ▼現在、集落内に標識を設置してある地域は少ない。効果的だけに設置地域が増えることを期待したい。(下野宏一)
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