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石垣島からモルック初参戦 あすから金沢で公式大会

第1回モルックジャパンオープンに出場するモルック石垣島のメンバー(提供)

第1回モルックジャパンオープンに出場するモルック石垣島のメンバー(提供)

県内3番目の認定チーム

 モルック石垣島(那覇安彦代表、会員20人)が27、28日、石川県金沢市営球技場で開催される第1回モルックジャパンオープン(日本モルック協会主催)に出場する。全国各地や海外から232チーム・1110人がエントリーする同協会の公式大会で、予選リーグを突破し優勝を目指す。那覇代表(52)は「モルックの普及と石垣島を全国にPRするため頑張りたい」と意気込みを語る。

 「モルック」はフィンランドカレリア地方の伝統的な「キイッカ」というゲームを元に開発されたスポーツ。モルックと呼ばれる木の棒を下手で投げ、3~4㍍先の木製ピンを倒して得点を競う。倒したピンの内容によって得点を加算していき、先に50点ピッタリに得点すると勝利となる。子どもからお年寄りまで楽しめ、生涯スポーツとしても浸透しつつある。

 モルック石垣島は、2022年12月1日に同協会から沖縄県内3番目に認定されたチーム。石垣島・沖縄県でモルックの普及、石垣島での公式大会誘致を目標に掲げ、将来的に石垣から日本代表選手の輩出にもつなげようと活動を展開。愛好者も緩やかに増えており、活動の幅を広げている。

 今大会は、48グループに分かれて予選を行い、戦績順に上位32チーム・下位136チームに分かれ決勝トーナメントで順位を決める。予選は1グループ当たり4~5チーム。選手は1チーム4~6人となる。日本モルック協会の公式大会となり、2023年世界大会で実施される国別対抗戦への出場を決めるためのポイント付与対象になる。

 大会に向けて那覇代表は「沖縄県内からはわれわれしか出場しないので、しっかりと成績を残したい。今後、石垣島に大会を誘致するため、運営ノウハウも学びたい」と話した。

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