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全施設完成は24年度以降 実弾射撃など一部制限

石垣駐屯地完成イメージ図

石垣駐屯地完成イメージ図

石垣駐屯地工事スケジュール

隊列を組んで行進する自衛隊員=2日、石垣駐屯地内

石垣駐屯地

 防衛省による石垣島への陸上自衛隊配備は、弾薬類・車両など装備品の搬入と約570人の人員配置、記念行事など石垣駐屯地開設に伴う一連の作業を終えたが、施設自体はまだ完成していない。すべての施設が整うのは24年度以降となる見通し。この間、駐屯地での活動は一部制限されることになる。

 駐屯地には八重山警備隊、中距離地対空誘導弾(中SAM)を有する高射部隊、地対艦誘導弾(SSM)を有する地対艦ミサイル部隊などの計約570人が配置されている。

 駐屯地内では中SAMとSSMの操作(非実射)や人命救助システム取り扱い、衛生救護など、駐屯地外では漕舟、炊事、浄水、給水などの各訓練が予定されいている。

 計画されている施設のうち火薬庫4棟のうちの1棟、屋内の射撃訓練場・覆道射場、グラウンド、訓練場などが未整備で2023年度から整備が始まり、24年度以降の完成を予定する。

 この活動について石垣駐屯地広報は八重山毎日新聞社の取材に「駐屯地内でできる訓練を行い、実弾射撃など駐屯地でできない訓練は本島や九州に移動して行うことを予定している」と説明した。覆道射場が完成するまでは射撃訓練が行えないため、駐屯地内では小銃の取り扱い要領に基づく基礎動作などの訓練を行うという。

 整備済施設のうち、雨水や汚水処理水の流量を調整する調整池は約7万3000立法㍍の貯留能力を有し、大里農道側の既設排水路へ排水する計画だ。

 防衛省は3月5日に車両を搬入し、同16日に石垣駐屯地を開設。同18日に迎撃用ミサイルなど弾薬類を運び、火薬庫に保管した。同22日には石垣市と共催で開設説明会を市民会館大ホールで開催、4月2日に浜田靖一防衛相が出席して開設記念行事を行った。

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