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石垣駐屯地で開設行事 

石垣駐屯地の看板除幕を行い拍手する浜田靖一防衛相(左から3人目)や井上雄一朗1等陸佐(右から3人目)ら=2日、石垣駐屯地

石垣駐屯地の看板除幕を行い拍手する浜田靖一防衛相(左から3人目)や井上雄一朗1等陸佐(右から3人目)ら=2日、石垣駐屯地

浜田防衛相、3市町長ら150人出席

 ことし3月16日に開設した陸上自衛隊石垣駐屯地=石垣市平得大俣=の記念行事が2日、駐屯地内で行われた。防衛省は「空白地帯を解消する」として奄美大島以南への陸自部隊配備を進めてきた。今後は、中国の軍事的活動を念頭にした「抑止力・対処能力」を名目にした石垣島への防衛能力の拡充に焦点が集まる。行事には3市町の首長や議員、沖縄選出の国会議員、防衛関連団体など約150人と各部隊の自衛官らが出席した。駐屯地進入路前では抗議行動もあった。

 駐屯地は新編の八重山警備隊、12式地対艦ミサイル部隊、03式地対空ミサイル部隊などで構成。全国から配属された隊員約570人に加え、その家族約260人が市内に居住する。八重山出身の隊員は25人ほど。

 開設行事では浜田靖一防衛相が八重山警備隊旗を同隊長兼石垣駐屯地司令の井上雄一朗1等陸佐に授与した後、式典が始まった。

 浜田防衛相は、先島諸島を日本防衛の「最前線」と位置付け、「一致団結して職務に精励されることに期待する」と訓示。八重山地域の住民には「良きメンバーとして、温かい支援と協力を賜りたい」と要望した。

 中山義隆市長は「有事の発生を防ぐため(周辺国と)対話による平和的外交を積極的に進めていく必要があると同時に、自国を守る能力を有していることを周囲に示し、戦争を回避する事こそが自衛隊の本質だ」と述べた。大規模な災害発生時に自衛隊の存在が「市民に対して安心感を与え心強い存在になるだろう」と期待を込めた。

 井上陸佐は「八重山地域の皆さまの負託に応えるため、我々自身の健全化を追求し、抑止力の要として役割を果たし続けたい」と決意を表明した。

 行事では駐屯地看板の除幕式、ヒカンザクラの植樹も行われた。報道陣35社50人近くが取材した。

  • タグ: 自衛隊石垣駐屯地開設行事
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