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石垣駐屯地、運用開始 

ゲート近くで小銃を手に行進する隊員=16日午前8時すぎ、石垣駐屯地

ゲート近くで小銃を手に行進する隊員=16日午前8時すぎ、石垣駐屯地

中山市長に部隊編成完結を報告する井土川旅団長(中)と井上司令(左)=16日午前9時ごろ、市役所応接室

陸自旅団長ら市長に報告

 石垣島の中央部に位置する石垣市平得大俣の陸上自衛隊石垣駐屯地は16日、ゲート門に「石垣駐屯地」「八重山警備部隊」の看板を掲げ、運用を開始した。第15旅団(那覇市)の井土川一友旅団長と駐屯地の井上雄一朗司令(兼警備隊長)が同日午前9時ごろ、石垣市役所に中山義隆市長を訪ね、「各部隊の編成を完結した」と報告した。ゲート前では反対住民の抗議行動が行われた。(9面に関連)

 駐屯地は井上司令をトップに、中距離多目的誘導弾と81㍉迫撃砲を装備する警備部隊、12式地対艦誘導弾を担う第303地対艦ミサイル中隊、03式中距離地対空誘導弾を扱う第348高射中隊などで編成される。警備隊は新編、各中隊は移駐で人員約570人、車両約200台の規模。ミサイルなど弾薬類は18日、石垣港に海上輸送され、駐屯地に搬入される見通しだ。

 市役所で井土川旅団長は「私たち石垣・八重山地区の方で隊を運営していくので引き続き理解と支援をお願いしたい」と要望、井上司令は「これからは島民の方を守るということで任務に励んでいく」と決意を述べた。

 中山市長は「防衛の重要な拠点として石垣島への配備となった。住民との融和を図りながら部隊をしっかり運営できるよう市も連携していきたい」と協力を約束した。住民との融和については「市民も、市民となる隊員も不安をもたないよう連絡を密にする役割を果たしたい」と記者団に説明した。

 他国を攻撃できる長射程ミサイルの配備が計画された場合の対応については「今後、開発されて配備という際には説明を聞いて判断したい」と述べた。駐屯地の機能強化にも同様の考えを示した。

 配備に反対する住民への対応では「自衛隊に限らず行政の仕事にも反対の意見はある。そういう声にも耳を傾けながら適切に運営してもらいたい」と望んだ。

  • タグ: 自衛隊石垣駐屯地運用開始
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