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石垣市 第4次国土利用計画素案公表

第4次国土利用計画で宅地の増と農地の減が見込まれている石垣市内=2日

第4次国土利用計画で宅地の増と農地の減が見込まれている石垣市内=2日

土地利用の目標

宅地増、農地・森林は減 市民意見を募集

 石垣市が第4次国土利用計画の素案を公表し、パブリックコメント(市民意見募集)を行っている。最上位の第5次総合計画に即し、土地利用に関する必要な事項を定めたもの。区分別の土地利用では宅地の増加、農地や森林の減少を見込んでいる。尖閣諸島については「海洋保護区」の推進を盛り込んでいる。

 宅地の増加は、シードー線以北区域や幹線道路沿いなどで優良農地の保全に配慮した適切な規模の宅地転換を見込んだもので、2031年までに20年時点から1105㌶の増加を目標にする。第5次総合計画と同様、「人口増と災害に備え、高台にあたるシードー線以北で農業振興等に留意した適切な市街地の拡大に努める」と明記した。

 宅地の拡大に伴って見込まれる農地の減少は31年までに1142㌶。森林についてもレクリエーション用地への転換や幹線道路沿道の宅地への転換を想定して260㌶の減少。原野はゴルフ場(その他)への転換などで5㌶減を見込む。

 計画では石垣市の北部、西部、中部、東部、南部、尖閣の6地域に区分して土地利用の方針を示している。

 尖閣地域では、センカクモグラなど貴重な固有種の存在が確認され、特別天然記念物指定のアホウドリなど海鳥の繁殖地にもなっていることから、「生物多様性条約における海洋保護区の考えと一致するため、各種研究活動を通して海洋保護区の設定を推進する」としている。

 一方、「気象・海象観測施設、灯台、無線施設、漁港など最低限のインフラ整備を進める必要がある」として、自然環境保全拠点施設の指定・検討との関連性も考慮しながら検討するとしている。

 パブリックコメントの受け付けは30日まで。素案は市ホームページか市政情報センター(市役所1階)、市立図書館、市健康福祉センターで閲覧できる。受け付けた意見・提言に対する回答は、募集期間終了後にまとめて公表する。

  • タグ: 石垣市国土利用計画
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