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農地効率化 各地区と協議 竹富町

農地集積などについて意見を交わす波照間の農業者と町職員ら=6月22日、波照間(町提供)

農地集積などについて意見を交わす波照間の農業者と町職員ら=6月22日、波照間(町提供)

10年後の目標地図作成へ

 ことし5月20日に成立した「人・農地関連法」に伴い、竹富町は効率的な農地活用に向けた座談会を実施している。今年度中に竹富、小浜、西表東部、同西部、黒島、波照間で協議を行い、10年後に目指すべき目標地図を作成。行政、農業者一体となって遊休農地や担い手不足など各地区の課題解決を図っていく。

 今後10年の農地のあり方や効率的・総合的な利用方法を明確化するために実施されている取り組み。20年度に町内全地区で実質化された「人・農地プラン」を踏まえ、協議を行っていく方針。

 6月22日に波照間、同24日に黒島で第1回協議を実施。波照間で7人、黒島で16人の農業者が参加した。町の農村整備係、県農村整備課担当者のほか農業委員、農地利用最適化推進委員らが出席し、意見を交わした。

 波照間では担い手への農地集積、黒島では農道開通など道路状況の改善を求める意見が上がった。町は今後、意見を集約した目標地図の素案を作成し、実現に向け県と調整を進める。

 町が昨年度までに取りまとめた人・農地プランによると▽農地が少なく農業より観光業に就く若者が多く担い手不足(竹富)▽中心経営体が引き受け意向のある耕作面積よりも、70歳以上で後継者が不明な農業者の耕作面積の方が少なく新たな農地の確保が必要(小浜)▽新たな農地の受け手の確保が必要(西表東部・西部)―などの課題が挙げられている。

 農林水産課の登野盛恒雄課長は「地域によって農家の抱える課題は異なる。今回の協議を通し、農家の要望や声に耳を傾けながら地域営農がしやすい環境づくりを具体化していきたい」と語った。

  • タグ: 竹富町農地
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