八重山諸島のニュース・石垣島・竹富島・西表島・新城島・小浜島・鳩間島・黒島・波照間島・与那国島

エントリー

閉園 津波対策など理由 まきらこども園

石垣市立まきらこども園の閉園に関する説明会に出席する保護者ら=2日夕、同園

石垣市立まきらこども園の閉園に関する説明会に出席する保護者ら=2日夕、同園

段階的に受け入れ停止 市、保護者らに理解求め

 石垣市立まきらこども園の2024年度末閉園を検討している市は2日夕、保護者や地域を対象に同園で説明会を開いた。7月15日の第1回説明会に続き▽津波浸水被害への対策▽近隣での公立・民間の保育施設の整備進展―を閉園理由に挙げた。新規受け入れを段階的に停止して24年度末で閉園する。閉園が既定方針となっていたみやまえ幼稚園も24年度末を予定する。

 まきらこども園の閉園は、6月の市幼稚園・保育所あり方検討委員会(委員長・南風野哲彦福祉部長)で案がまとまっていた。

 副委員長を務める、こども未来局の石垣やよい局長は説明会で「ここ数年、保育ニーズの変化により、近隣には幼児教育保育施設の整備が進展していることから、まきらこども園の在園児が年々減少している状況にある。園舎の立地が津波災害区域にあることから、津波被害の対策をしなければならない」と説明した。

 子育て支援課によると、▽同園が沿岸の津波災害計画区域に立地するが、隣接の県営真喜良団地が県営新川団地に高層集約されたため解体されることから、今後の津波避難対策に課題がある▽市街地西側に公立・民間の教育保育施設が多く整備されて子どもたちの受け入れ環境が整っている―ことが具体的な理由。

 担当者は「東日本大震災以降、防災減災意識の高まりに加え、教育保育施設の充実や保護者のニーズに柔軟に対応する必要性が公立施設に求められている。調整機能を果たすことから、このような案を検討している」と理解を求めた。

 同園の在園児は現在、定員80人に対し52人。23年度から新規受け入れを停止するが、兄弟が在園する場合には受け入れるなど段階的な対応をとる。説明会では閉園を疑問視する意見はなかった。

 まきらこども園は1987年に開園。2016年に幼稚園型認定こども園に移行、19年に幼保連携型認定こども園に移行して現名称となった。

  • タグ: まきらこども園閉園
  • ※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社八重山毎日新聞は一切の責任を負いません。

    関連するニュース

    ページ移動

    キーワード検索フォーム