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八重山 燃料高騰、島の生活直撃

船賃負担軽減事業運賃表船賃負担軽減事業運賃表
船賃30%前後上げ

 燃料費の高騰に伴い1日から石垣島と竹富町内の各島を結ぶ旅客船の運賃が値上がりした。調整金なしの運賃から片道分270~1380円(平均30%前後)上昇しており、町民からは「生活がさらにきびしくなる」との声が漏れている。

 八重山観光フェリーと安栄観光は2021年4月から燃料油価格変動調整金(燃油サーチャージ)を導入し、今回で4回目の改定。うち3回で値上げを実施した。コロナ禍からの経済回復による需要の急増、産油国の増産に消極的な姿勢、ロシアのウクライナ侵攻による影響などが改定の要因。

 両社によると、7月の段階で仕入れ値が高騰。燃料コストに占める割合が大幅に増加したため、自助努力では限界に達しているとして調整金の増額に踏み切った。

 町民は、竹富町民等船賃負担軽減事業の適用で運賃の負担軽減措置を受けているが、今回の導入により往復運賃は石垣―竹富間で920円、石垣―波照間で4700円に。正規の往復運賃は竹富が1160円から1700円に、波照間間が5990円から8750円(いずれも大人料金)になった。

 波照間島の60代男性は「上昇幅が大きくて苦しい。竹富町の一番端っこの島のことをもう少し考慮してほしい。石垣に通院する人の負担も増えるだろう」、黒島の40代男性は「家族で石垣に行く機会が減る。他の島民も石垣島に出ることをためらうと思う。これからもっときびしくなる」とため息をついた。

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