市議選 28人出馬準備 新たに1人擁立動きも
- 2022年07月28日
- 政治・行政
9月4日告示、同11日投開票の石垣市議会議員選挙(定数22)に向けた立候補予定者説明会(市選挙管理委員会主催)が27日、市役所2階大会議室で行われた。出席状況から新たに新人1人を擁立する動きがあることが分かり、現段階では現職20人と新人・前職9人の計29人になる可能性がある。立候補予定者はすでに店舗や自宅に政治活動連絡事務所を構えて前哨戦を展開。市内には政治活動事務所の看板が張り出されており、市議選ムードが高まっている。
市議会の現勢力は、中山義隆市長に対し原則支持(保守系中立含む)の与党系13人、原則不支持の野党系9人。
与党系のうち石垣亨氏=宮良=と米盛初恵氏=登野城=が勇退する意向を固めており、現職で立候補を予定するのは与党系11人、野党系9人となる。新人・前職では与党系から3人、野党系から3人、中立系から2人が立候補を予定している。
立候補予定者の勢力は与党系12人、野党系12人、中立系4人となるなど拮抗している。改選後の勢力は中山市長4期目の市政運営の行方を大きく左右するため、結果が注目される。
今回の市議選は県知事選と同時に行われるため、市選管は人員を増やして同時並行で開票作業を行う。選挙区と比例区の開票作業を同時に進めた参院選と同規模の約100人体制を確保する。
説明会の冒頭で市選管の前盛善治職務代理者は「公職選挙法に基づき公明正大で明るい選挙を進めてほしい」と呼び掛けた。
告示日の9月4日は午前8時半から午後5時まで市役所2階大会議室で立候補の届け出を受け付ける。同11日は午後9時から市総合体育館メインアリーナで開票作業を行う。
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