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豊年祭 縮小相次ぐ 地域落胆、継承不安

3年連続中止となった白保の「稲の一生」=2019年7月29日、白保

3年連続中止となった白保の「稲の一生」=2019年7月29日、白保

感染急拡大で余儀なく

 新型コロナウイルス感染拡大を受け、石垣市内各地で執り行われる豊年祭の日程に一部変更が生じている。白保は25日に予定していたムラプーリンの「稲の一生」を中止、神事のみとする大幅縮小を決めた。大浜、平得、川平もムラプールを縮小する。各地域の最大行事。目前での変更を余儀なくされ、関係者からは落胆や伝統継承を不安視する声が聞こえる。

 市内でのオンプールは19日に四カ字と川平、22日に平得と真栄里、24日に白保、25日に大浜で行われる予定。ムラプールは23日に平得、26日に大浜で予定されている。

 白保は当初、通常開催を目指していたものの、市内の感染者が過去最多となるなど状況の変化を受け、13日に審議員会を開催。ムラプーリンの花形である「稲の一生」の3年連続中止を決定した。24日のオンプーリンは各御嶽で行う。

 綱引きで使用する綱作りや旗頭の練習などが進んでいた中での中止に前盛善宣館長は「残念だがやむを得ない。『ことしこそは』という地域の声もあったがこの状況下での開催は厳しい」と落胆し、「伝統継承の観点から心配だ。各字でもだいぶ影響があると思う」と懸念を示した。

 平得は当初、地域住民のみでムラプールの実施を予定していたが感染拡大の状況を受け、各班の踊りやみこしの取りやめを余儀なくされた。神事のほか旗頭と巻き踊り奉納、婦人会、青年会の余興のみとする。

 登野城は19日のオンプールで予定していた獅子舞・棒術の奉納を取りやめた。旗頭や巻き踊りなどの奉納は行う。13日に会議を開き決めた。

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