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農家などが作った野菜や果物などを…

 農家などが作った野菜や果物などを直接消費者に販売するために設けた「無人販売」。最近は市街地から郊外まで数多く設けられている▼無人販売は、農家が価格を決め、野菜などを展示、それを購入した人が、料金箱などに決められた料金を入れる仕組み。取引が無人で行われるため、売る側と買う側の信頼関係で成り立っている▼季節ごとの葉野菜や根菜などの野菜類のほか、旬を迎えたパインアップルなども安価で並べられ、新鮮な農産物を安く購入できるため、人気を集めている▼だが、最近、あるパイン栽培農家の無人販売所で、並べてあったパインがごっそり無くなり、代金としてか、数円のみ置かれていたという話を聞いた。だれの仕業かは分からない。農家は丹精込めて育てたパインを、このような形で持ち去られたことに憤慨しているという▼過去にも無人販売所で、同様なケースがあった。ごく一部の心無い人の行為が、日々、額に汗して懸命に作物を栽培する農家の苦労、多くの無人販売利用者への信頼を無にすることに▼ただ、無人販売が長年継続され、近年は場所も増えていることは、多くの人々が良心に従い利用してきたからだ。今後とも無人販売が安全に成立する島で在り続けてほしいものだ。それが島の魅力の一つともなろう。(下野宏一)

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