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杭打ち工事の中断要請 連絡会が騒音・振動訴え

鋼管杭の打設作業が行われている現場=5日午前、大里農道

鋼管杭の打設作業が行われている現場=5日午前、大里農道

工事の中断と騒音・振動の測定などを求める石垣島に軍事基地をつくらせない市民連絡会のメンバー(左側)ら=5日午後、市役所環境課

陸自駐屯地建設

 平得大俣への陸上自衛隊駐屯地建設工事は6月10日ごろから大里農道側で擁壁用の鋼管杭の打設作業を行っており、これに伴い騒音と振動が周辺住民に影響を与えているとして石垣島に軍事基地をつくらせない市民連絡会(上原秀政氏ら共同代表5人)が沖縄防衛局と石垣市に工事中断と測定などを求めている。現場は外部から見えないよう対策が施されており、監視活動を続けるメンバーらは「見られて困るようなことをしているのか」と不信感を募らせている。

 現場は、宮良川につながる道路横断溝の脇。大型クレーンが投入され、鋼管杭を打ち込む作業が行われている。連絡会などによると、65㌧もある機械を使って振動で打ち込んでいるため、異質な騒音と振動を発しているという。同局は鋼管杭を設置して擁壁を造った後、駐屯地と大里農道をつなぐ進入路を整備するとみられる。

 大里農道側には立ち入り禁止用の柵にネットが二重に設置されて農道側から現場の様子を詳細に確認できないようになっている。この工事に関して同局の説明はない。

 連絡会によると、杭打ち工事との因果関係は不明だが、近隣の住民や農家からは「振動が伝わり建物も振動している」「頭痛が起きている」「不快感がある」などの声が寄せられている。

 上原代表らは5日、防衛局に要請書を送付するとともに、石垣市環境課を訪れ中山義隆市長宛てに提出した。説明を行うまで工事の中断を求めるとともに騒音・振動の測定と対策を要請した。

 これに大城智一朗環境課長は「防衛局と情報を共有したい。市としても法的にどのようなことができるか検討したい」と述べた。連絡会は、健康被害の恐れもあることから早期に対応方針を報告するよう要望した。

  • タグ: 陸自駐屯地建設平得大俣
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