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受講生の力作展示 八重山ミンサー、あすまで

自ら織った広幅帯を手にする佐事有希さん(左)と井上聖子さん。八重山ミンサー後継者育成講習会受講生作品展が6日まで開かれている=4日午前、市役所市民広場

自ら織った広幅帯を手にする佐事有希さん(左)と井上聖子さん。八重山ミンサー後継者育成講習会受講生作品展が6日まで開かれている=4日午前、市役所市民広場

 石垣市織物事業協同組合(平良佳子理事長)の2021年度八重山ミンサー後継者育成事業の受講生作品展が4日、石垣市役所1階市民広場で始まった。これまでは同組合事務所で行っていたが、より多くの市民に見てもらおうと初めて市役所で開催している。6日午後4時半まで。

 受講生は佐事有希さん(32)、井上聖子さん(43)、宮川佳奈子さん(55)の3人。昨年8月2日からことし3月末までに100日間の講習を受けた。染料の炊き出しから染色、コースターと半幅帯、広幅帯の図案作成、かすり染め、織りなど全ての作業を行ってきた。講師の田安苗子さんから指導を受けた。

 会場にはコースター、半幅帯、広幅帯のミンサーが並び、工程表も展示されている。

 同事業はミンサー織りの技術・技法の伝承を図り、八重山ミンサーを発展させるために後継者を育成することなどを目的に石垣市の補助を受けて実施されている。

 佐事さんは「織りが大好きだと実感し、さっそくマイ機織り機を購入して一生のパートナーができた。今までなんとなく生きてきた私に人生の道しるべを教えてくれた組合に深く感謝している。講習は終わったが、これからが私の織物人生のスタート」と決意を新たにしている。

 井上さんも「まだまだ1人前にはほど遠く、これからも日々勉強。細く長く続けていければと思う。ミンサー織りという伝統工芸に出会ったことに感謝です」、宮川さんは「最後に織った幅広い帯は藍をベースに田安先生の『実直さ』、佐事さんの『あどけなさ』、井上さんの『力強さ』を載せた。同時に感謝の気持ちを一緒に織り込んだ。いつか言葉を糸で紡ぎ、心に響く作品を作れたら」とそれぞれミンサー織りへの思いを深くしている。

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