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と畜料引き上げへ 5年ぶり、赤字解消図る

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八重山食肉センター

 ㈱八重山食肉センター(代表取締役・中山義隆石垣市長)は6月30日、2021年度第49回定時株主総会をJAおきなわ八重山支店会議室で開いた。売上高は新型コロナウイルスの影響で落ち込んだ前年度から1053万円増加し、1億3108万円となった。純損失額は1943万円(前年比232万円減)、累積赤字は1億748万円(同609万増)と拡大した。同センターは8月1日からと畜にかかる料金を引き上げ、赤字解消を図る。値上げは17年以来5年ぶり。

 料金改定は累積赤字拡大と飼料・原油価格高騰の影響によるもの。6月27日に開かれた取締役会で決定した。と畜料は牛、馬、豚、ヤギ、猪豚でそれぞれ1000~3000円程度値上がりする。その他内臓ボイル料やビニール代も値上げする。

 収入の柱となると畜実績は牛が前期より28頭(1.8%)増の1562頭、豚が同320頭(27.7%)増の1477頭、ヤギは同28頭(9.1%)増の335頭と全体的に増加した。

 昨年度は新型コロナの影響や全国的な飼養頭数減少、素牛不足による価格高騰などが重なりと畜頭数が停滞気味。石垣牛の出荷も最多時期と比べ110頭減の770頭となった。

 今年度も生産、出荷頭数は減少する見込みで、肥育牛のと畜頭数は昨年同様を見込んでいる。

 同センターは▽マカオ、タイなどへの海外輸出▽新たな市場獲得▽より高度なHACCP認定施設取得―などに取り組んでいく。また昨年6月から始めた経産再肥育牛の部分肉販売を強化し、福岡や沖縄本島など県内外へ向けた販路拡大、関係機関と連携したブランド化を図っていく方針。

 同センターの幸喜俊明総務部長は「今後も厳しい状況が続くことが予想されるが、経産再肥育牛のと畜頭数を増やすなど収益向上を目指していきたい」と語った。

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